妊娠した友人が大興奮で幸せ押し売り、流産したばかりの女性は「この人とは無理だなと…」
幸せのお裾分けと、幸せの押し売りは別物。何でも押し売りは迷惑だ。和歌山県に住む40代前半の女性(医療・福祉・介護/年収150万円)は、「それほど深い付き合いのない」友人から珍しく電話がかかってきたことがあった。
「電話にでると、大興奮の様子で初めての妊娠について報告がありました」
「その後も電話で怒涛のように幸せな生活と、共通の知人の結婚と妊娠の話をされ、じゃあねと一方的に電話は切られました」
このとき女性は不幸のどん底にいた。
今度は「誕生しましたの長文メール」無視したら他のアドレスにも届いて…
大して親しくもないのに妊娠報告を受けたのは、当時、自身が産婦人科に勤務していたからだろうと推測する。最初の電話のとき、友人に「アドバイスや相談のってほしい」と言われて「快諾」したそうだ。それだけならまだいいが、冒頭に書いたように、その後も幸せの押し売りは続いた。
折しも女性は「ちょうど失恋と流産をしたばかりで、心に余裕がない状態」だった。ただ、そのことを友人に伝えていなかったため、「仕方ないとは思いながらも、少しの配慮もしてもらえない友人だなと感じました」と綴っている。
そんな女性の気持ちが通じたのだろうか。「ぷつりと連絡はなく、ホッとしていた」という。ところが安堵したのも束の間、友人から今度は「誕生しましたの長文メール」が届いたそう。
「そのメールを見ていると、この人とは無理だなと心から嫌になってしまい、返信できませんでした」
普通ならこれで関係は途絶えるはずが、その友人はなぜか諦めなかった。「他のアドレスや別の方法で何通か同じ長文」を送ってきたそうだ。何としても女性に読ませよう、返信させようという執念すら感じてしまう。
「申し訳ないとは思いましたが、絶縁することにしました。私もはっきりと状況を伝えなかったのも悪いと思いますが、思いやりに欠ける人と付き合う気になれなかったので、少しの後悔もありません」
「しかしこの友人のおかげで、自分も知らずにまわりの人に不快な思いをさせないように、気配りして会話しようと心掛けています」
最後には前向きに綴った女性。幸せの絶頂にいると周りが見えなくなるものだが、親しい友人であれセンシティブな話題は気をつけたほういいだろう。
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