中学1年のころ、ブラジャーを自分で買ったら母親が「こんなクソブラなんか買いやがって!」 毒親に苦しめられた女性【前編】
子どもにとって母親が必ずしも愛すべき存在になるとは限らない。キャリコネニュースで「親に言われた衝撃的な言葉」をテーマにエピソードを募集したところ、千葉県在住の40代前半の女性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収100万円未満)から
「私の場合は母親なのですが、子どもの頃から思い通りにならないと殴る蹴るの暴力、暴言が耐えない人でした」
と衝撃の体験談が寄せられた。当時は「自分が悪かったと思っていて仕方がなく過ごしていた」というが、大学の就活時期に「あんたが馬鹿だから受かんないんでしょ」と心無い暴言をぶつけられるなど、おかしいと思うことが多くなって来たと振り返る。
「ミニトマトを満遍なく投げつけられ、身体中がトマトまみれになりました」
母親は、何故か娘の成長を素直に受け止めることができなかったようだ。中学1年生の頃には、こんな事があった。
「ブラジャーが欲しいとお願いしたのですが『こういうのは○○ちゃんのように飛んだり走ったりする子(自ら進んで運動する子)が買うものだ』と言われて買ってもらえませんでした」
胸が目立ってくる思春期に、必要ないと拒否されたのだ。
「仕方なくノーブラで過ごすと恥ずかしく……。周りからも『ブラ着けなよ』等と言われたのですが買ってもらえないと言えず……。と同時に運動しなくても、勉強できなくても買っていいものなの?と悩みました」
必要なものすら勉強などの条件を満たさないと買ってもらえなかったようだ。しかし、女性は諦めず「その時に指摘してくれた子や、先輩」から色々と教えてもらったり、本で調べたりして、父親に「服が欲しい」と言ってお金を貰い、やっと一つ購入することができた。
それからしばらくは何も言われなかったが、ある日出掛けようとすると母親と口論になった。その時、母親はこんな恐ろしい行動に出た。
「『こんなクソブラなんか買いやがって!』と言って、家で収穫されたばかりのミニトマトを満遍なく投げつけられ、身体中がトマトまみれになりました。その後のことは覚えていないです」
それは父親が家庭菜園で育てていたミニトマトだった。娘に対してあまりにも酷い仕打ちだ。トマトまみれで、外出も出来なくなったかもしれない。もちろん、ミニトマトを育てていた父親に対しても失礼だ。
母親の女性に対する酷い仕打ちは、これにとどまらなかった。数年後、大学に進学し就職活動を始めると、なかなか就職先が決まらない女性に対し、母親はますます過激な言動をするようになったという。【後編へ続く】
※キャリコネニュースでは「親に言われた衝撃的な言葉」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/T1VGTI8Q