しばらくして、友人のうち1人が「でき婚」した。一方で女性は、元々結婚していたが、「長い時間妊活をして子どもには恵まれず…」と明かす。ある日、女性は友人たちにこんな相談をした。
「本格的に病院での体外受精が始まったとき、着床してもなかなか育たない、心拍が止まるなど何回やっても上手くいかない悲しみを友達2人に聞いてもらいました」
しかし、「それがすべての間違い」だったと後悔することに。というのも、
「片方はでき婚で子どもがいて、片方は独身が好きで結婚をしないため、話をしても『またその話聞かないとダメ?』という雰囲気にどんどんなっていきました」
どうやら、置かれた状況の違いで共感してもらえなかったようだ。さらに女性は、
「友達が2人目を妊娠した際も、私に遠慮されたのか何も言ってもらえませんでした」
と書いた。友人なりの思いやりだったのかもしれないが、友人の態度は女性の自尊心を傷つけたようだ。
「私は2人にとっては何をするのにも気を使う人になっていました。そんな2人に連絡をとることもできなくなり、(その後)1年ほどで連絡をしましたが繋がらなくなってしまいました」
「10年以上の付き合いでしたが、こんなにもあっけなく切れてしまうんもんなんだなと思ってます」
その後、女性は妊娠でき、現在は育児に勤しんでいる様子。しかし友人たちを思い出すこともあるようで、
「あのとき相談しないほうがよかったのか、ストレスをためながら友達の育児の話を聞くべきだったのか、何が正解だったのかは未だにわかりません」
と吐露した。
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