千葉で飲み会、目が覚めたら高尾にいた女性 「駅員さん2人に両脇を抱えられ……」
飲んだ帰りに電車に乗り、そのまま寝過ごしてしまったことがあるだろうか。今回はそんな経験をした2人のエピソードを紹介する。駅員に放り出された人もいれば、寝過ごしがきっかけで新たな出会いに巡り合った人もいるようだ。(文:真鍋リイサ)
「かなり酔っ払っていたので寝過ごし……」
千葉県に住む50代前半の女性(医療・福祉・介護/年収100万円未満)は、
「千葉駅付近の居酒屋で飲んでいた。自宅は最寄りが新検見川なのでおそらく最終近くで乗った。かなり酔っ払っていたので寝過ごし、起こされ駅員さん2人に両脇を抱えられ放り出されたのが高尾駅だった」
千葉駅からJR中央総武線に乗り、新検見川で降りるはずが、目が覚めたら高尾駅だったという女性。おそらく東京駅かお茶の水駅で目が覚め、新検見川に戻ろうとしたが、酔っ払っていたため高尾行きの中央線に間違えて乗ってしまったのかもしれない。
東京都に住む60代前半男性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収500万円)は、電車を寝過ごしたことで思い出ができたと振り返った。
「甲府で飲み各駅停車で高尾へ向かったはずが、目が覚めたら大月駅の下りホームで『終点ですよ』と起こされました。高尾で眠ったまま、折り返しの大月行きで熟睡を続けていたようです。 すでに上り電車はなく、その後下りの最終が来ると駅を閉めるとのことで、待合室も追い出されました」
JR中央本線で山梨県の甲府から東京都の高尾まで帰るつもりが、終点の立川で折り返し、結局同じ山梨県の大月駅までU ターンしてしまった。1時間30分ほど寝ていたようだ。
「幸い7月だったので寒くはなく、駅前で始発を待つことにしました」という男性。その駅前で思わぬ出会いがあった。
「富士急で着いたカナダ人6名、終電で東京方面から到着した、20代の女性2名と私それに後に結婚する私の交際相手の計10名で。幸い私の交際相手以外は英語が出来たので、いろいろなことを語り合いました。これが楽しい路上での一夜の始まりでした」
電車を寝過ごすことで楽しい思い出ができることもあるようだ。
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