高設定狙いでパチスロを打ってただけなのにホール出禁になったギャンブラーの言い分
先日、5ちゃんねるに「【NEW】ハイエナ常勝理論 part13」というハイエナたちが集まるスレッドの中で、驚くような書き込みが発見された。ハイエナなんかしてなくて、高設定を狙っているだけなのに出禁にされた遊技客がいたというのだ。
「聞いてくれよ。ハイエナなんてしてないし並びの6を、ひたすら狙う、ゆっくり打つ、台取れなかったら朝一即帰る、これを繰り返したら出禁くらった。理由は『高設定しか打ちませんよね?』だって。パチスロうちに来て高設定うったら出禁て頭おかしいだろ」
これ、事実なら何とも可哀想な話であるが、まあここまでに散々悪目立ちしていたのだろう。可哀想と言えば可哀想だが、どう考えても、彼の書き込みの中の「ゆっくり打つ」に原因があるような。
狙い台がある程度絞れる場合、朝から打っていると気になるのが、周囲と自分の台の状態だ。なので、中にはまず台を確保しても、ゆっくりゆっくり消化して、周りの台に当たりがあるかどうか確認したがる奴もいる。
これは自分だけのんびり打ってみんなにお金を使わせて、当たりがよそにあったら自分の台は設定がないと見切って撤退するという立ち回りである。こういうのはせこいし、自分だけ痛手を抑えて周りに設定判別をさせるようなもの。
なのでこれが店員にとっては目に余る行動だとして出禁になった可能性はある。まあ、それにしたって高設定狙いを否定されたら、じゃあもう何のための立ち回りなの? という気はしてしまうが。
目立たぬように……とは言いつつ、20年打ってりゃ目立ちますよ
ちなみにこの人、設定6を並びで入れるこの店舗に出禁措置にされたのも痛いが、「こちらは20年やってるから目立たないように注意はしてた」という主張もなかなか痛い。20年間しょっちゅうやってきて6を狙って台を確保、序盤はゆっくり打つような真似してたら、さすがにバレバレだって。
なんかパチンコやってる人って常識がない人が本当に多いけど、この人もそのタイプだと思う。自分の中の当たり前が、他人にとっては異常ということに気付かないパターン。目立たぬように注意してる奴は、絶対ゆっくり打たないし。
それに、本当に設定狙いで立ち回ってる人であっても、たまには設定があるかも分からん台を平打ちして誤魔化すものだ。本当にホールに目を付けられたくなければ、高設定狙いもするけど、新台もちゃんと触ってくれて、ジャグラーでも遊ぶみたいな客を装う。
そういうことをしないで「6が並びで~」とか「ゆっくり打つ」とか言ってる人を、店員が気付かないはずがないのである。案の定出禁されちゃったのが、ホールからの彼への純然たる評価だ。
パチンコホールは慈善事業ではないので、その辺勘違いしたままプロ気取りで立ち回ってると、こういうことになるよね。