エンジンルームで2日間鳴き続けていた子猫4匹を保護 体が冷え切って命の危険が→懸命な看病で回復、かわいらしく成長中 | キャリコネニュース - Page 2
おかげさまで10周年 メルマガ読者数
65万人以上!

エンジンルームで2日間鳴き続けていた子猫4匹を保護 体が冷え切って命の危険が→懸命な看病で回復、かわいらしく成長中

ブドウ糖と動物用経口補水液で低血糖を改善しながら、徹夜で1時間おきに授乳したそう

車内に入り込んだ猫を外に逃すためにドライバーがボンネットを叩く「猫バンバン」という活動がありますが、子猫の場合は猫バンバンしても自分では外へ出られません。今回の子猫4匹の場合、車の持ち主が鳴き声に気づいたことで発車前に発見できました。しかし子猫たちはエンジンルームの中でも手の届かないところにいたため、JAFを呼んでようやく救出できたそうです。

こうして保護された子猫4匹は、にこねこ保育園さんに託されました。にこねこ保育園さんは2014年からご夫婦で保護猫活動をしています。現在は2つのボランティア団体さんから依頼を受け、捨て猫や保健所へ収容された猫を保護していると言います。保護している猫の数は年間30~50匹にもなり、これまでに150匹ほどを里親さんに譲渡したそう。

にこねこ保育園さんは、子猫4匹を保護主さんの家まで引き取りに行きました。そのときの心境を次のように振り返りました。

「保護主さんは子猫たちを温かいお湯で濡らしたタオルで保温してくださっていたこともあり、最初は4匹とも体が濡れて冷え切っていて焦りました。内臓まで冷え切ってしまうと、生後間もない乳飲み子の場合は亡くなる可能性があるため、正直助けられるかどうか不安な気持ちになりました」(にこねこ保育園さん、以下同)

どうにか救出されたものの、子猫たちの命はかなり危うい状態だったようです。

【そのほかの写真はこちら】かわいい!にこねこ保育園さんの子猫たち

低体温・低血糖・脱水を改善しなければミルクを飲めない

体重を測りながら少しずつミルクあげていきます。排尿や排便、げっぷ出しも行います

ずいぶん大きくなりました!

4匹を育てるなかで一番大変だったことを伺いました。

「保護当時に低体温になっていたため、どうやって乳飲み子に負担をかけずに効率良く体温をあげれば良いのか苦労しました。低体温・低血糖・脱水これらを改善しなければ、お腹が減っていたとしてもミルクを飲むことができません。乳飲み子は一気に急変してしまうため、最初がとても肝心なので気を遣いました」

4匹の現在の健康状態は良好とのこと。「元気にすくすく成長しています。兄妹仲良く走り回っております」と話しており、もうすぐ“卒園”なのでしょうか。

「生後2か月以降に病気の有無を確認するためウィルス検査を受け、問題がなければすぐに里親募集をかけてご縁を待ちます」

にこねこ保育園さんは4匹の保護とほぼ同時期に、黒猫の乳飲み子も引き受けました。

「成長過程で下痢が続き、連日点滴通院になったりと苦労はありましたが、現在は安定しており元気にすくすくと成長しております」

にこねこ保育園さんは5匹の乳飲み子のほかに、子猫1匹、成猫9匹の合計15匹を現在保護しています。みんな無事に卒園できますように!

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

人気記事ランキング

  1. 外車ディーラーにジャージ姿、国産ワゴンで行ったら「いらっしゃいませ」もナシ! → 後日、手のひら返しの接客をされて憤る男性
  2. 「托卵したのです」夫が不妊症 、不倫妻が取った衝撃の行動 数十年後、息子に「俺のお父さんは……」と言われて……【後編】
  3. 中学時代のいじめ加害者が35歳で病死 「ざまあみろ!お前なんか天国に行けるか!」と因果応報を実感した男性
  4. カオス!花嫁だけの披露宴「新郎席には大きなぐったりとしたミッキーが着席」 結婚式の衝撃エピソード【前編】
  5. ぽっちゃり体型&筋肉質の女性、駅で肩タックルしてきた“ぶつかりおじさん”を跳ね返す
  6. 「ダメ!ダメ!まだ!まだ!」ラーメン店に開店時刻直後に入ったら追い払われた男性 「もう絶対にいきません!」と激怒
  7. 「2、3人の女性が吹っ飛んでいました」渋谷駅で“ぶつかりおじさん”を撃退!「動画に撮りました。暴行罪であなたを警察に連絡しますね」と言ってみたら……
  8. 不倫サーフィン旅行先で夫が急死 妻「涙1滴も出ないお葬式を子どものためにあげました」
  9. "不倫された妻"の怒りの声「妊娠中に夫が職場の女性とW不倫」「双方の両親を呼び出して土下座させた」
  10. 結婚式に招待されなかった女性、事後報告のハガキを見て絶縁を決意

アーカイブ