「日本人が綺麗にトイレを使う時代は終わりました」コンビニ店員がトイレ利用について思うこと
コンビニがトイレを貸し出しているのは集客のためだが、コンビニ店員である北海道の30代前半の男性(サービス・販売・外食/年収300万円)は、トイレについて「封鎖してしまっても影響はないですね」と持論を述べる。なぜなら、「そもそも沢山購入するお客様はトイレは使わない」といい、むしろ「トイレを使う人の半数が買い物をしない」のだとか。ほかにも理由がいくつもあるそう。
「飲み会終わりの嘔吐に使う」「カフェのごとくウォシュレットのコンセントを抜いてスマホを充電しながら長時間座る」
これでは封鎖したくなるのも無理もない。(文:長田コウ)
「タバコ一箱買ったくらいじゃトイレ使用にかかる費用はほとんど回収できない」
金銭的な問題もあるようだ。水道代、電気代、トイレットペーパー代などの費用を店が負担しているが、「一回の利用でタバコ一箱買ったくらいじゃトイレ使用にかかる費用はほとんど回収できない」と実情を明かした。多くの銘柄が1箱500、600円ほど。缶コーヒー1本ではとても足らないようだ。
また、客が思っている以上にトイレに関係する業務やトラブルは多いらしく、「割に合わない」とこぼす。トイレで好き勝手やる客がいても、密室であるため指摘するのは難しいようだ。
「日本人が綺麗にトイレを使う時代は終わりましたよ。性善説はやめて信じるより罰則や法整備が必要と感じます。(中略)『最近の若者は』という言葉がありますが最近の若者は礼儀正しいですよ。むしろ『最近の若者は』と言われてたであろう50~60代の方がむちゃくちゃです」
幅広い年齢層が利用するコンビニで働いているからこそ、感じることもあるのだろう。
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