「近所のパチンコ店のおしぼりが粗悪に……」これは閉店の前兆と言えるのか
連休中にパチンコホールに行ってみた。7月は気付くともう中旬だが、すっかりホールに興味がなくなっていたのだけど、トイレを借りるために入った……のが運の尽き。27,000円もやられてしまった!
新紙幣対応もあるし、まあ連休中だし、出すわけないよね。当たり前です。負けて当然。しかしホールを見渡すと戦慄したね。コイン単価の低い機種は多くて3台ぐらいしか設置してなくて、あとは『からくりサーカス』とか『ヴァルヴレイヴ』とかの、いわゆる高射幸性スマスロばっかりなんだもん。
ちょっと露骨に煽りすぎじゃないか? と打っている人たち含めて心配になってしまった。
あんなのトータルでは絶対勝てないって……1000万ぐらい貯蓄ある人の打つ台だよ。
一方でホール側の様子は、そういったカモさんも多く、ふらっと入ってきて27,000円使う僕みたいなバカもいることもあってか、なかなか儲かってそうだった。まあ、マルハンだったのでイケイケなんだろうね。このご時世になかやまきんにくん使ってテレビCMもweb広告もガンガンだし。
でもマルハンみたいな超大手ばかりがパチンコホールではない。全体的には苦境に陥っているホールのほうが多いだろう。(文:松本ミゾレ)
「地元で7万負けてから24時ごろ三重へ」パチンコオールナイト営業に挑む人々
アメニティの質低下は経営がやばい?
僕はこちらのコラムで、これまでに「閉店しそうなホールは設備が故障してもすぐに直せないし、アメニティもしょぼくなる」みたいな話をしてきた。そういう特徴を挙げていって、当てはまる店があれば通わない方がいいよ……と、依存症の人たちに情報共有してきたわけである。
中でもアメニティ。たとえば無料のおしぼりなんてものはその質が良い場合はホールもまだまだ余裕がある可能性が高いが、これがしょぼくなったり、そもそもおしぼりがなくなるといった場合にはいよいよ危ないと考えて良い。
それこそ先日も、5ちゃんねるの「【新紙幣】パチンコ屋オワコンスレ【電気代】★2」というスレッドに、おしぼりについての書き込みが見られた。
「近所の店に置いてある紙おしぼりが変わってた 半分くらいに小さくなってて紙質もペラペラって感じ まさか閉店の前兆?」
アメニティがしょぼくなっただけでは判断は難しい。しかし、故障した遊技機がずっとそのままだったり、新台入替の頻度が落ちたり、店内照明をよく見ると使ってない電灯が増えていたりだとか、そういったことが同じタイミングで発生していたらやばいかもね。
最近はいきなり閉店するホールもある
それこそ6月初旬だかにもこちらで、突然閉店告知を打って貯玉の交換についてもアナウンスをしないまま常連をパニックに陥れた島根県の某ホールの話をしたばかりだ。このホールは直前まで新台を導入していたので、「まだ体力があるだろう」と常連も油断していたことだろう。
昔はそれこそ、さっき挙げたような閉店の予兆が出ればそのうちに……ということがよくあったもんだけど、最近は前兆なしで突如閉店なんてこともあり得る。自分がひいきにしている店がいつ閉店してもいいように、あんまり巨額の貯玉を銀行感覚で留保しておかないほうがいいね。