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「32歳で趣味がパチンコとYouTubeしかない」と嘆く書き込みに思うこと

画像はイメージ

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みなさん、趣味はいくつ持ってますか?個人的な感覚をもとに言うなら、趣味はなるべく浅く広くでも構わないので、4つ以上持っていた方がいいと思う。理由は簡単で、少ないと飽きた時にすることがなくなるから。1つか2つしか趣味がないと、この趣味に飽きたときにやることも見当たらず、凄くもったいなく感じてしまう。

さらに言えば、趣味はお金が掛かるものと、そうでないもの。どちらも持っておくのがいいね。これなら金がないときにも趣味が手元に残るので、暇をすることがなくなる。お金があるからできる趣味と、素寒貧でもできる趣味。どっちもあれば人間は何とかなるものだ。

しかしながら、たとえばお金があるからできる趣味としてパチンコ・パチスロを。お金がなくても楽しめる趣味としてYouTube……というのは、ちょっと不健康だよね。どちらも趣味としてはあまり上等ではないし、娯楽としての質も低い。まあ、僕はパチスロをやるので、自分にもブーメランが刺さる発言になるんだけど。(文:松本ミゾレ)

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よりによってパチンコとYouTubeってどうなのか

なんで冒頭でいきなりパチンコとYouTubeを腐したのかと言えば、それはこの2つしか趣味がない人が目に入ったからである。おーぷん2ちゃんねるの「【悲報】ワイ(32)の趣味、パチンコとYouTubeしかない…」というスレッドに、そんな人がいたんだよね。

32なんてまだまだ元気いっぱいで色々できることがある。人生の確変状態みたいな時期なのに、なぜ彼はこうも趣味が終わってるのか。これは別にスレ主をバカにしているわけではない。なにせ当人が「終わってる」「いい歳して」と書き込んで自戒しているのだから。

更に「どこで間違ったんやろなこの人生」とも。えらく悲観している。これ以外にも、旅行に行きたいと言いながら漠然と目的地を九州と設定しつつ「どこへ行けばいいの」みたいな、肝心の目的地を人に聞いている始末なので、恐らく主体性の必要な趣味への適性がないのかな。

パチンコもハンドル握ってりゃ玉が出るし、YouTubeは適当垂れ流しで何となく音と映像が出てくる。受動的な趣味に慣れてしまって、すっかりつまらん人生を歩んでるんだろう。

さっきも書いたが僕もパチスロをやるんで分かるけど、やっぱり遊んでる間は受け身になってしまって、あればかりやってると腐るもんね。心が。これは由々しき問題で、当人にとっても苦しい事態かもしれない。

健康に良い趣味があるといいよね

スレッドには彼と同じように趣味が乏しく、AIイラストでエロ画を作ってる終わったニートの自己紹介なんかも見受けられた。それは趣味なのか? って感じだけど、まあ本人がそう思ってるなら大体そうか。

でもやっぱり、冒頭で書いたように趣味はいくつもあった方がいい。スレ主は受け身の趣味ばかりやっているので刺激が足りないのだろうから、実際に旅行に出て楽しさに目覚めれば、それこそ新しい趣味に加える可能性もある。32なら一人旅でも雰囲気が出て面白そうだね。土地の美味しいものを食べたり、地酒飲んだりして。

そういう主体的にやることが前提の趣味を1つか2つ持てば、人生はもっと楽しくなるのだろう。個人的な話をすると、ウォーキングをもう2年半やっているが、これは習慣になるので始めて良かったと思う。

この時期は暑くて外に出るのも億劫だけど、結局歩けば痩せるし。毎日のように酒を飲む僕が、最近は全く太らず、少し痩せてってるのもウォーキングのおかげ。今では1日最低7000歩は歩かないと落ち着かなくなる。

筋トレを趣味にしている友人なんて、トレーニングをしないともっと落ち着かないのだそうだ。なにせコロナに罹患しても死に体になりながら自宅で腹筋を鍛えていたというので、それぐらい没頭できればしめたもんだよね。

それと一番大事なのは、32ぐらいだとだんだん友達付き合いも減っていくから、孤立化しないようにちゃんと友達とかと定期的に顔を合わせておくことかな。会社の仲間と飲みに行くこともあるかもしれないけど、やっぱりしょせん会社は会社なので。損得関係ない友達との繋がりを大事にしておく方がいい。これは経験上、強く思う。

それこそ趣味とは違う話になるけど、人間関係が会社だけで完結して友達もいないような、社会性が薄い人間になってしまうと外からの刺激にも鈍感になって、趣味を探そうとしてもアンテナが錆びてなかなかいいものに出会えないことが増えてくる。

友達きっかけで興味を持つジャンルって結構あるはずなので、そのきっかけになるチャンスには過敏でいたいね、という話です。

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