お盆でも休めない人たち 有休も消化できず「休めるのは一部の人のみ」と語る損保勤務の女性
東京都の30代後半の女性(企画・マーケティング・経営・管理職/年収750万円)は、外資系企業でイベント企画の仕事に就いている。「夏休みという項目での休みはないです。お盆休みもなし」だが、それには外資系ならではの理由があるらしい。
「9月が新年度となり7月の年度末から新年度始まってからの11月くらいまで大忙しです。なので毎年本当の年末年始12月末から1月頭に長めに休みを取ります」
女性の場合は年間20日間ほどの有休が付与されているそうで、その範囲内なら長期休暇も取れるようだ。休めるときにしっかり休ませてもらえるなら、お盆に休めなくても特に文句はないかもしれない。
一方で、ガードマンとして働く京都府の50代後半の男性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収300万円)の場合、お盆に限らず普段から休みを取りにくいようだ。
「日勤夜勤不規則な交代勤務。拘束12時間。休憩時間=待機時間で数分~10数分の仮眠さえ許されない。みな慢性的寝不足で、居眠りを耐えるのが当たり前とは責任者クラスの自慢」
上司が休まない自慢をするとは、時代に逆行する職場のようだ。このような上司のもとで働いている男性や部下が体を壊さないか心配だ。