友人の兄をバイトに雇ったら「売上金を盗まれました」 警察に被害届を出し「第一容疑者」になった兄の肩を持つ友人と絶縁
友人に恩をあだで返されたという怒りの投稿が寄せられた。農業を営む北海道の60代女性は、中学時代からの友人との絶縁を回想する。友人には、悩みの種となる兄がいた。
「彼女は自分の兄に対して心を痛めているようでした。婿入り先からの三行半。虚言癖と窃盗で前科があったようです」
友人を気の毒に思った女性は、自身の農場で兄をアルバイトとして雇うことにした。しかし、それがきっかけで友人と絶縁することになるとは、夢にも思わなかっただろう。(文:林加奈)
「お兄ちゃんがやっていないと言っている」
友人の兄に対し「バイト代を支払い食事もさせて、社会復帰の一助とも思っていた」という女性。ところが……
「その兄に売上金を盗まれました。警察に相談した上で被害届を出し、農場で起きた事件となり、当日の状況からみて、その兄が第一容疑者となりました。吐き気をもよおすほど悩んだ末に、友人にも事件のことを説明しました」
親しい友人の兄を犯人と疑うのはつらいものがあるはずだが、女性は友人に電話で事情を説明した。しかし、
「彼女は『お兄ちゃんがやっていないと言っているのだから』と、私の説明を聞こうともせず、 その電話の最後に、『あんたがそんなにダンナのこと大事に思っているなんて知らなかったわ!』と言われてもう無理と思い、絶縁をしました」
と、絶縁にいたった経緯を振り返った。友人の兄に恩を仇で返され、友人とは絶縁し、女性にとっては散々だったことだろう。
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