数年前のある日の夕方、女性はJR横浜線にある某駅から下りの電車に乗り込んだ。

「発車ベルが鳴る中だったので、私より後から乗ってくる人はいないだろうと思い、ドアの前に立つことにしました。ところがドアが閉まる直前、私めがけて勢いよく飛び込んで来たおじさんが一人『ドン！』と体当たりして来ました。『駆け込み乗車ならば仕方ない…でもわざとだったら許さない』と思いました」

次の停車駅は反対側のドアが開くため、一言いいたいところを我慢して様子を見ることにしたという。さらに次の駅では女性がいる側のドアが開いた。すると

「一旦下車したそのおじさん、再度乗車する際に他の女性にまたドン！　と体当たりしていました」

「痴漢もそうですが、ぶつかりおじさんも許してはいけないと思います」

これを見て「間違いなくわざとやっていることで、しかも女性がターゲットなんだと確信した」という。

「思い切ってそのおじさんにこう言いました。『わざとぶつかってますよね？』と。そのおじさんはだんまりを決め込みましたが、何度も聞き続けた結果『そんなところに立っているから悪いんだろ！』と怒鳴ってきました」

おじさんはドアの前に立っていた女性を一方的に責めた。だが駆け込み乗車を棚に上げて、無茶苦茶な言い訳だ。

「見た感じ50代半ば～後半のサラリーマン。会社や家庭でどんな鬱憤が溜まっているのかは知りませんが、女性をターゲットに憂さ晴らしするのはやめていただきたい。身長170cmで横にも体格が良い私でもかなりの衝撃でしたし、これが小柄な女性だったらと思うと怪我なども心配になります。痴漢もそうですが、ぶつかりおじさんも許してはいけないと思います」

と、痴漢とぶつかりおじさんを同列に挙げ、投稿を結んでいた。