1万円貸した後輩に「返さなければ何でもします」と書かせた男性 →その後、後輩は音信不通に…
数か月後に男性はその会社を退職したが、後輩には連絡先を渡し、「お金が返せる様になったらこちらに電話する様に」と伝えていた。
「それから相当の月日が経ちましたが、一向に返してもらってません。後輩の連絡先も聞いていたので電話しましたが、いつの頃からか使われていない状態になりました」
完全な雲隠れだ。お金を借りた先輩が目の前から去ったのだから、これ幸いと踏み倒したと考えるのが妥当だろう。男性は後悔をにじませる。
「1万円とはいえ大金です。安易に貸した私も、うかつでした」
たとえ親しい間柄でも、お金が絡むときは慎重な判断が必要だ。
10万円貸して泣き寝入りする女性も
もう一件、お金を貸して返って来なかった経験を語るのは、愛媛県の60代女性。数年前、仕事上の友人を通じて「菓子店のチェーン店経営者の女性」と知り合ったが、ある日、こんな連絡が来た。
「明日菓子店の仕入れ先に支払うお金が必要で、月曜日に返すから貸して欲しい」
前日にお金の相談とは、あまりに急すぎる。それでも女性はこれを承諾し、経営者の息子の口座に10万円を振り込んだ。
ところが、月曜日になっても連絡が来ない。しびれを切らして経営者のもとに会いに行くと、「もう少し待って欲しい」と言われ、その場で「借用書」を書いてもらった。しかし、いまだに返済はされていないという。
「ぜんぜん返してもらえない。金額は10万円。貸した自分が悪かったと泣き寝入りしてます」
と諦めムードだ。借用書があるため何らかの手は打てそうだが、取り立てるのも負担だろう。借りた側は責任をもって返済してほしい。
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