品川駅で“ぶつかりおじさん”遭遇 「決して裕福ではなさそうな、うだつの上がらない風貌」と振り返る女性
「“ぶつかりおじさん”だ」と気づき、慌てて大きく横へ避けた女性。だが
「あろうことか、そのおじさんは鞄を大きく動かし、かなり離れた場所まで逃げた私の体にわざと鞄をぶつけてきたのです。驚いて振り返ると、こちらを振り返ることもなく足早に逃げてきました」
そのおじさんは外見も異様だったそうだ。「よれよれのベージュのコートにボサボサの髪で大柄の太め体型」で、「決して裕福ではなさそうな、うだつの上がらない風貌のおじさん」と振り返った。
原宿の竹下通りを家族と一緒に駅に向かって歩いていた時にも、“ぶつかりおじさん”に遭遇した。休日で通りは混雑していて、皆ゆっくりと歩いていたそうだ。
「いきなり後ろからお尻の辺りを蹴られた感覚があり振り向くと、50代くらいの革ジャンを着てサングラスをかけたお揃いのおじさんグループがおり、こちらを見てニヤニヤしていました。年甲斐もなくロックンローラーのような格好をしたおじさんのグループは、若い子でごった返す竹下通りでは明らかに浮いていました」
どさくさに紛れ痴漢行為をされて、許しがたかったのだろう。おじさんたちに抗議をしたが……
「おじさんたちは誰一人謝ることもなく足早に逃げていきました。竹下通りは防犯カメラも多いので警察を呼ぼうと思ったのですが、その日は子供の七五三の用事で忙しく、泣く泣く諦めました」
二度も悔しい思いをした女性だが、“ぶつかりおじさん”について、ある共通点を見出したようだ。
「皆一様に小太りでエリートや富裕層とはかけ離れた風貌でした」
もちろん、そういう風貌の人たちの全てが“ぶつかりおじさん”ではない。だが、自身の置かれている状況や延いては社会に対する不満から他人に体当たりしている人も一部にいると女性は言いたいのだろう。
一方で自身は会社を経営しており、年収は1500万円だという。普段接している人たちと、 “ぶつかりおじさん”の見た目に雲泥の差を感じたのだろう。
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