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ご近所トラブル、特に騒音問題は住民の精神に大きな影響を与える。投稿を寄せた東京都の50代女性は、「道路族」に悩まされノイローゼになりそうだったと明かす。
「とにかく子供達のボール遊びが酷く、家の壁にぶつけるし花壇に入れるわベランダに入ってくるわ長女の高級車にもぶつけた形跡があり数年間地獄でした」
住宅の周辺の道路上で大騒ぎする子供や、それを注意しない親を指す「道路族」。被害は、これだけにとどまらなかった。(文:境井佑茉)
注意したくても「親に逆恨みされたら…」
女性が住んでいるのは、袋小路コの字型にある手前の戸建て。近所の子どもに悩まされ、警察沙汰にまで発展したこともあるという。
「住んでる子供の友達らしき子供が、花壇の水道をいたずらして噴水状態になったこともあり、その時は警察を呼びましたが防犯カメラを設置していなかったので特定出来ず」
特定はできなかったものの、一部始終を見ていたご近所さんが注意してくれた。女性自身も、蛇口を外して「いたずらをされないよう対策」したそうだ。
一方、ボール遊びについては子供たち注意をしたが、なかなか収まらなかった。しかし、
「でも親に言って逆恨みされたら…と思うとなかなか言えず、そんな状態が数年続きました」
と、これ以上のトラブルになる可能性を考慮し、女性が我慢するしかなかったようだ。悶々とした状態が何年間も続けば、ストレスが溜まるのも無理はない。
子ども達が成長した結果……
しかし幸いなことに、そんな状況も現在は変化してきているという。
「いつの間にかみんな成長し中学生や高校生になり、今ではリーダー格の下の子達が時々遊んでいる程度です」
かつてはいつも「5~6人で大騒ぎしていた」そうで、それに比べたら落ち着いてきているそうだ。しかし、今でも「ボールの音が聞こえると動悸がします」と深い傷が残っていた。
「とりあえずコの字型の手前で良かったです」とせめてもの救いをつづっていた。
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