
画像はイメージ
近隣トラブルは、相手がいなくなれば解決するとは限らないようだ。40代男性から、ある高齢女性との長年にわたる確執と、その後日談が寄せられた。
「数年前の事ですが、妻の実家住まいをしていた当時、隣の家に住む高齢女性Aとトラブルが絶えませんでした」
その高齢者は一人暮らしだったが、その行動は常軌を逸していた。(文:篠原みつき)
「意味不明な事を言ってきたりしてほとほと迷惑でした」
Aさんの迷惑行為は、騒音やプライバシーの侵害など多岐にわたった。
「当時妻の実家で飼っていた犬がうるさいだの早朝深夜に徘徊しては呼び鈴を何度も鳴らして意味不明な事を言ってきたりしてほとほと迷惑でした」
早朝深夜の訪問だけでも恐ろしいが、被害はそれだけではなかった。「妻と義妹が若い頃にはAさんの次男にもつきまといをされた事もあったそうです」と明かす。何十年も前から、妻の一家はAさん一家からの迷惑行為に悩まされ続けてきたのだ。
積もりに積もった不満が爆発する瞬間が訪れた。ある日、Aさんが「犬がうるさい」と、いつも以上の剣幕で言いがかりをつけてきたのだ。これまで妻や家族が耐えてきたことを知っていた男性は、ついに堪忍袋の緒が切れた。
「その時ボクも『あのねぇ、犬は吠えて当たり前だろ!アンタ何考えてんだ!』と一喝し詰め寄りました」
ただ犬が吠えたことを注意されただけであれば、飼い主側が配慮すべきだろう。しかし、これまでの「つきまとい」や「深夜早朝のチャイム」といった嫌がらせの蓄積があった男性にとって、Aさんの剣幕は許容できるものではなかったようだ。
「さすがに妻や義母になだめられましたが、Aさんもビックリしてほどなく立ち去りました」
男性の激昂に気圧されたのか、それ以来、直接的な衝突は避けられたようだ。
残されたのは「いつ倒壊してもおかしくない」空き家
それから数年後、「Aさんも亡くなり、隣の家も空き家となりました」という。これでようやく平穏な日々が戻ってくるかと思われたが、男性には新たな悩みの種が生まれた。
Aさんが住んでいた家は、長男が時々様子を見に来る程度で、管理が行き届いていないようだ。
「今はいつ倒壊してもおかしくないくらいに朽ち果ててるので、台風クラスの災害がきたときに屋根や外壁が飛んで通行人や車などに当たらないか心配です」
嫌がらせの恐怖は去ったが、今は物理的な倒壊の恐怖に怯える日々。所有者が亡くなった後の管理不全な空き家は、全国的な問題となっている。近隣住民にとっては、解決の糸口が見えない分、さらに厄介な問題かもしれない。
キャリコネニュースでは「ご近所トラブル」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/UK0VPTLI
【実録マンガ】市役所のクレーマー「お前、高卒か?」 → 高学歴男性が「院卒です」と答えた結果
【実録マンガ】「あなたの日本語おかしいわね、日本人?」と電話口でクレーム → 「ご予約いただかなくて結構です」とお断りした男性


