文化祭当日に自転車を盗まれた高校生、「本屋に行ったのでは」と推理し現場へ直行→見事に発見

画像はイメージ(AIで作成)
自転車を盗まれてしまったとき、多くの人は諦めてしまうか、運良く警察から連絡が来るのを待つしかないだろう。しかし、自らの推測で盗難自転車をすぐさま見つけ出したというケースがある。
投稿を寄せた長野県の50代男性(金属加工製造業のエンジニア)は、30年以上前の高校時代に遭遇した自転車盗難の被害と、その後の結末を明かしてくれた。(文:篠原みつき)
「帰ろうとしたらありませんでした」学校の自転車置き場で呆然
事件が起きたのは、文化祭の日のことだった。
「文化祭のある日通学に使っていた自転車が盗まれました。学校の自転車置き場に置いてあったのですが帰ろうとしたらありませんでした」
当時の男性は夕刊配達のアルバイトをしており、「なくなると足がなくなってしまい大変困ることに……」と振り返る。そこで男性は犯人の行動を推理し始めたという。
「文化祭を抜け出した同じ学校の生徒が盗んだんだろうと。そこでふと盗まれたとして相手はどうしただろうか?と考えました」
「歩くと多少距離のある大きなチェーン店の本屋に行ったのでは?」
勝手に持って行ったのが同じ高校の生徒だとすれば、その目的と行き先について、あるていど推測ができたようだ。
「家まで乗って帰ることはしないだろうし普段自転車を使っていないのになぜ盗んだのだろうか?と。そこで抜け出してサボるのにこの辺りではたいした店がない。なら歩くと多少距離のある大きなチェーン店の本屋に行ったのでは?と推測しました」
この見立てをもとに足を運ぶと、予想通りの展開が待っていた。
「本屋までテクテクと歩いていくと自転車を停める場所に普通に私の自転車がありました。備え付けの鍵はドライバーで破壊してありました(工業系の高校でしたので工具はすぐ使える)」
犯人を捕まえるチャンスではあったが、男性はふたたび冷静な行動をとった。
「張り込んで見つけてやろうかとも思いましたがバイトの時間もあるし、捨ててそのまま帰っている可能性もあると判断して乗って帰りました」
無事に自分の自転車を奪還し、バイトにも穴を開けずに済んだようだ。この一件以来、男性は「ワイヤーの自転車ロックを購入して鍵をかけることにしました」と自衛を徹底するようになったという。
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