喫煙者を恋愛対象にならないとした人からは「無理です。わかった時点でサヨナラします」「私は絶対無理です。うちは禁煙家庭なので。あの匂い耐えられないし、有害だし」といった声のほか、
「とりあえずキスする時に口が臭すぎて厳しい…あと車の匂いも…」
「タバコの煙と臭いに敏感で、煙いと頭痛がしてしまうのでNGです。副流煙も気になる」
など厳しい声が寄せられている。体質的にタバコの煙や臭いに耐えられないなど、恋心を抱く以前の問題として自分の健康心配する傾向がうかがえた。
また、このほかにも「臭い、部屋を汚すので嫌です」「一緒にいたらタバコの臭いが移る」「行けるお店が少なくなるから付き合いたくない」「お金の無駄遣い」などと衛生観念や経済的な価値観が違うと言わんばかりのコメントが多いのも特徴だ。
国も”望まない受動喫煙の防止”に力を入れており、4月からは病院や学校、飲食店など公共の場での喫煙が規制されている。タバコの煙で苦しむ機会が減ったのは良いことだが、喫煙者の立場はどんどん苦しくなっている。この上「恋愛対象外」などと言われれば、ますます肩身が狭くなってしまう。
「自分が吸うから逆に吸わない人無理」「目の前で吸わないなら」という許容派も
一方で「恋愛対象になる」と答えた人の多くは「自分も吸うからOK」という人だ。
「自分が吸うから逆に吸わない人無理だ」
「自分も吸うし、別にタバコにつき何万も注ぎ込まなきゃ平気かなぁ」
また、恋愛対象になる派にも「タバコは嫌だけれど」と前置きする人が多く、「好きならしょうがない」「目の前で吸われなければ大丈夫」と許容するパターンで分かれていた。
「最初は好きな人がタバコを吸っていると知って嫌でしたが、それよりも好きという気持ちが強かったので気にならなくなりました」
「本当は吸ってほしくないけど、好きになっちゃったら許せてしまうんだろうな」
などの健気な声は、喫煙者なら思わずホロリとしてしまうのではないだろうか。「好きな人が吸っていました。同じタバコの匂いがするたび思い出します」という感傷的なコメントもあった。
「私の前で吸われなければ恋愛対象」という人も複数いて、中には「ならないにコメントしましたが、夫は喫煙者です(笑)」という人も。付き合っていた時から一度も目の前で吸われたことがなく、家でも吸わないため「全然嫌じゃないです!」と明るく答えていた。タバコを吸う人のマナーや衛生観念を問題にするコメントもあったので、相手の配慮次第では恋愛対象になる人は多いようだ。
ただ、コメントには「20年前なら男らしさをアピールしたくてタバコを吸ってた男がたくさんいたイメージです」ともあったように、喫煙はいまや時代遅れのイメージすらある。できれば、禁煙した方が良いのは言うまでもないだろう。