嫌な予感は当たってほしくはない。それでも、現実とも向き合わざるを得ないのが”不倫発覚”だ。不倫をする側からすれば、そんな複雑な心境など露知らず、ということも多い。キャリコネニュース読者からは、
「前から夫のことを怪しいと思っていたので、車にUSBタイプの録画機を仕掛けた。そしたら見事に女と会ってHしている音声が入っていた」(40代女性/会社役員・経営者)
といった経験談が寄せられている。今回は夫の不倫を明かす3人の女性の声を紹介する。(文:鹿賀大資)
「うちの夫はバカだから職場で『2人とも必要なんだ!』と言っていました」
専業主婦の30代女性は「結婚して3か月で不倫をされました」と振り返る。夫は不倫相手とスマホのゲームアプリで知り合った。夫の不倫に疑いを持ち始めた女性は、ゲーム内のボイスチャットで不倫相手と直接、話し合ったという。
「その女が『恋愛感情はない』と言っていたので和解しました。しかしその2週間後、2人で会ってセックスをしていました」
そこで女性は動いた。以前、不倫相手から荷物が届いたこともあり、女性は本名や住所、連絡先などを把握していた。そのため「慰謝料請求して終わらせた」という。夫とは別居を経て、現在は再構築しているそうだ。
会社役員・経営者の50代女性は、夫の不倫で「メンタルがズタズタ」と綴る。不倫相手は、夫と女性が共同経営をする職場の「パート主婦」という。
「女の旦那は単身赴任中で、いわゆるW不倫です。うちの夫はバカだから職場で『2人とも必要なんだ!』と言っていました。結局のところ相手方の夫婦と私ら4人で話し合いをすることに。すると相手方の夫婦は『よくあることでは?大したことありません。お宅がピュアなんですよ』と……」
不倫相手は現在、支店に移動しているという。女性は「私が一番の被害者で頻繁にフラッシュバックに悩まされています」と述べるも、「今さら離婚も面倒くさいので開き直っています」と書いている。
「うちの夫を差し上げますので、払うものをきっちりしてもらい、スッキリしたいです」
パート・アルバイトの40代女性は「結婚前から出会い系をやっていた」という夫の不倫を明かす。夫は結婚後も浮気癖が治らず、「飲みに行く!」と車で出かけては帰宅しないこともあった。そんなある日、女性は夫のLINEから、不倫相手とのやり取りや写真を発見してしまう。
「すぐに証拠を私のスマホに転送。夫に確認したところ、すべてを認めました。そこから夫には内緒で、相手夫婦をファミレスに呼び出しました。そこで相手の女もすべてを認めたので、私は夫との離婚を決意。相手の女には、慰謝料を求める内容証明を出しました」
しかし不倫相手に慰謝料を払う気はなかった。示談に応じないため女性は現在、訴訟に向けて準備をしている。
「一番許せないのは、うちの夫と相手の女が、私の悪口をオンパレードしていたこと。だから訴訟に踏み切ります! うちの夫を差し上げますので、払うものをきっちりしてもらい、スッキリしたいです」
事態は最終局面を迎えつつあるようだ。
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