「47歳で虚言癖のある彼氏。どうすればいい?」 32歳女性の相談にアドバイス相次ぐ | キャリコネニュース - Page 2
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「47歳で虚言癖のある彼氏。どうすればいい?」 32歳女性の相談にアドバイス相次ぐ

その嘘とは、「俺高級クルーザー待っててね~」から始まり、都内に数千万するスポーツカーを5台持っている、ハワイにタヒチに海外の色んなところに別荘を持っているといった、いわゆる金持ち自慢。また、「この間モデルの子から告白されてね~。今週で5回目でさ~」というモテ自慢もあるという。それをサラッと言うだけならまだしも、あたかも現実のように何時間も話してくるというから驚く。

彼女がそれらを「見てみたい、今度連れてって」などとせがむと、一度は了承するものの、いざとなると

「クルーザー売る予定で買い手決まっちゃってて」
「スポーツカーは観賞用だから乗せられない。全て走った数が0キロだから」

などと断られる始末だ。

すぐに分かる子どもじみた嘘だが、問題はいい大人でそんな嘘を平気でついていることだ。不審に思った投稿者が彼の親に訊ねると、「あらら、意地っ張りなとこあるのよ~。毎日家でゴロゴロして過ごしてるのになーにを言ってんだかねぇ」と笑っていたそうだ。

彼のそのほかの性格は好きだという投稿者だが、将来が不安になるのも無理はない。「そんな大嘘を許してもいいでしょうか?」と問いかけると、スレッドには否定的な意見が相次いだ。

「笑える嘘、許せるホラな大丈夫だけど、病的な虚言癖ならヤバいですよ」
「今は両親健在で生活も困らないのかも知れないけど、親が亡くなって事業継いでから、結局自分の嘘で身を滅ぼしそうな臭いがプンプンします」

といった心配の声がほとんどだ。多くの人が交際をやめるよう諭している。

『平気でうそをつく人たち』が教える「邪悪な人」の7つの特徴

スレッドには、虚言癖の知人を例に出し、「誰とも良い人間関係を築けない。相手にされない。相手にしてくれるのはスナックのお姉さんやキャバクラ嬢くらい」と指摘する人も少なくない。47歳まで独身だった理由もじわじわと察せられる。

また、その歳ならすでに経営幹部になっていてもおかしくないが、「毎日家でゴロゴロして過ごしてる」という点も筆者は気になる。疑いだせばきりがないが、両親が経営者というのも本当だろうか。

医学博士のM・スコット・ペックが書いた『平気でうそをつく人たち―虚偽と邪悪の心理学』(訳:森英明/草思社)では、著者の治療経験をもとに「邪悪な人」の特徴を次のように挙げている。

・どんな街にも住んでいる、ごく普通の人。
・自分には欠点が無いと思い込んでいる。
・異常に意志が強い。
・罪悪感や自責の念に耐えることを絶対的に拒否する。
・他者をスケープゴートにして、責任を転嫁する。
・体面や世間体のためには人並み以上に努力する。
・他人に善人だと思われることを強く望む。

投稿者の彼も、いくつか当てはまりそうだ。「とても優しい性格」も、他人に善人だと思われたいからでは?と筆者は感じる。相談の冒頭、投稿者は「何が正しいか分からなくなってきました」と書いているが、そこまで信用できなくなった人と人生を共にするのは、やめておいたほう身のためではなかろうか。

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