女性には、一貫校に通っていた2人の息子がいる。子どもたちが在学していた頃は、夫が4年にわたりPTAの会長を務めていた。夫の不倫相手は、その役員の1人だった。学校で会った際、夫を不自然に誉めちぎっていたことに違和感を覚えたという。女性は不倫相手の印象について、
「強烈に変な人だなぁと感じ、同時に夫のことが好きなんだろうとも察知しました。小柄で、良く言えばふくよかな女性。食欲も旺盛な感じで、お世辞にも美人とは程遠く、そもそも夫のタイプではありません。それだけにショックは大きかったです。敵わない美人ならまだしも、そんな女に家庭をかき乱されていたのが腹立たしくて仕方ありません」
女性が夫に不倫の疑いを持ち始めたのは、今年に入ってからだという。ちなみに女性は、昨年まで夫と同じ職場。年明け早々に送別会が続き、その度に帰宅が遅くなる夫を「怪しく思いました」と続ける。
「ブラック企業でもあるまいし、そんなに辞める人がいるのは不自然です。だいたい1月とか2月に辞める人などいません。なので夫が風呂に入っている間に、ガサ入れを強行。押収した複数のレシートには、どれも2人分の記載しかありません。その旨を夫に聞くと、知人男性の名前を挙げました。でも、おじさんが食べるメニューではなく、2人分の量でもなかったです」
夫の裏切りに怒りがこみあげるも、離婚に踏み切れない妻の複雑な胸中
そこから夫と数か月に及んだ壮絶なバトルの末、ついに女性は不倫相手の正体を自白させた。「やっぱりあの女か」と怒りがこみあげたものの、「専業主婦なので離婚は避けたかったです」と複雑な胸の内を明かす。
「2人を懲らしめて二度と不倫をしないようにしたかったので、以前から懇意にしていた弁護士に相談しました。結果、あの女に『夫と二度と会うな、連絡もするな』という約束をさせました。夫とも同じ約束をしたほか、『今後は夫婦寄り添い関係修復に努める』という合意書も交わしました」
それでも女性は「一生許しません。いつか復讐してやる!」と未だに怒りは収まっていない。
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