ネクストレベルは2月8日、「相手の条件」に関する調査結果を発表した。調査は1月にネット上で実施し、パートナーを見つけた男女140人から回答を得た。
婚活を開始した年齢で最多だったのは、男女ともに28歳だった。年齢分布では「25~29歳」(52.9%)、「30~34歳」(23.6%)、「24歳以下」(10.0%)、「35~39歳」(9.9%)の順で多かった。
「さらに良い人がいるのではと思ってしまう」
パートナーに出会うまでの期間は、1年未満で出会えた人が56.4%。2年以内に出会えた人は約8割に達した。相手と出会った婚活の方法は「マッチングアプリ」(27.2%)、「友人の紹介」(20.1%)、「合コン・街コン」(18.6%)が上位に挙がった。
相手を見つけるのが難しいと感じたことを聞くと、最多は「自分が良いと思う相手に選ばれないこと」(35.0%)だった。2位以降は「あうと思う人が見つからない」(32.9%)、 「会ってみるとイメージが違う」(30.7%)、「どんな人が良いかわからない」(27.9%)、「決め手が見つからない」(25.7%)と続き、
「プロフィールでは相手の顔写真も含めて、細かい情報まで読み取ることはできるが、実際に会ってみると、声のトーンや話し方、身だしなみなど色々な部分が気になって、2回目のデートにつながる相手が少なかった」(大阪府/34歳女性)
「いろいろな人に会うとある程度いい人がいても、さらに良い人がいるのではと思ってしまう」(埼玉県/31歳男性)
といった声も寄せられていた。
「条件を変えたり、等身大の自分を見せたりした」という声
婚活の難しさに直面した約7割が、当初挙げた条件から変更をしていた。外した条件のトップ3は「容姿」(18.6%)、「身長」(15.7%)、「年齢」(14.3%)。「性格」を外した人はわずか2.1%だった。さらに、相手への条件を変更したことで「出会いが増えた」と感じた人は35.7%だった。
他方、自分のプロフィールに情報を追加したことで出会いが増えた声も寄せられており、
「女性と話すことが苦手なことを追加したら出会いのチャンスが増えました。自分の弱みを見せました。初対面だと緊張して会話が弾まないことを伝えることにより、相手も分かってくれて2回目・3回目のデートにつながりました。背伸びせずに、等身大の自然体な婚活を心掛けてから出会いが増えたと感じます」(静岡県/36歳男性)
「家事が苦手ということを隠していましたが、正直に話すと、一緒に頑張ろうと言われるとこが多くなりました」(徳島県/31歳女性)
「ニコニコ動画やYoutubeの実況プレイ動画を見るのが趣味だったのを根暗に思われるかと思って書くのは避けていたのですが、そういうオタク部分も隠さず書くようになると話の合う人から連絡がもらえるようになってやりとりも続きやすくなりました」(山口県/30歳女性)
といった声が寄せられた。他にも「はっきりと写った写真を載せるに抵抗があったが、写真館で撮影してもらった写真に変えたら連絡を貰える頻度が増えた」などと等身大の自分や素顔をしっかりと明かした人が多かった。その分出会ったときのギャップも減り、結果的に自分に合う人に出会えるのかもしれない。