デート代の割り勘を求める男性を許容する女性は増えてきている。しかし、割り勘でもなお、お金を出すことを渋る男性は珍しくない。掲示板ミクルに4月下旬、彼氏の金銭感覚に悩む20代女性からの相談が寄せ得られた。
36歳の彼氏がいるという20代の投稿者。彼氏は趣味にお金を使いすぎているため、「お金がない」とよく口にするらしく、ワインバルに誘っても「高いじゃん」と一蹴され、安い居酒屋にばかり連れて行かれるようだ。
さらに会計の際は、彼氏がポイントを得るために電子マネー決算するにもかかわらず、「半額ちょうだい」と割り勘を要求すると話す。終まいには、まったく奢ってもらった経験がないのに「お前はお金のかかる女だな」「お前と付き合ってお金が減る」といった言葉を浴びせられ、結婚するべきか悩んでいると不満を綴った。(文:石川祐介)
割り勘ならまだいいけど……
彼氏の態度に対して拒絶感を示す人が多い。
「将来が見えないからサヨナラしましょ」
「36歳独身男でお金ないとか価値なし。速攻ポイ」
別れを勧めるコメントが多くみられ、中には「責めるわけじゃないんですけど、付き合う前に気づけなかったんですか?」と投稿者の見る目の無さに疑問を持つ人もいた。恋は盲目とは言うが、さすがに彼氏は問題点が多すぎるように思えるため、むしろよく今まで交際を続けることができたなと感心してしまう。
「36歳ですか。まだ割り勘なうちは良いですけど、なし崩し的に主さんに『全額出して』って言いだしそう」
まだ彼氏の言動は序の口なのかもしれない。図々しい性格をしていると思われるため、今後は安い居酒屋の会計さえ、投稿者に出させようとする可能性もあるだろう。
結婚したらモラハラされる?
また、彼氏の金銭感覚だけではなく、人間性についても意見が飛び交った。
「他にいい部分があったとしても、そんなセリフを吐ける事自体ありえません。相手を本当に大事に思っていたら口が裂けても言えません」
会計が割り勘のカップルは珍しくないため、とがめる必要はないだろう。しかし、別にブランド物の服や鞄をおねだりしたわけでもないのに、「お前はお金のかかる女だな!」と吐き捨てる神経は理解できるものではない。
「この先も無神経なことを言われそうなので、別れたらいいんじゃないかと思います」
結婚したらモラハラ男に豹変するリスクがあるため、お金だけでなく投稿者のメンタルまで削り取られるリスクが想定される。別れる方向で考えてみてもいいのではないか。新しい彼氏を見つけるのは大変だが、不満を抱えたまま付き合っても良いことはない。前向きな気持ちを持って勇気ある決断をしてほしい。【参照元:掲示板ミクル https://mikle.jp/】