母親に結婚することを打ち明けたときのことを、女性はこう振り返る。
「母親の顔が曇り、『親を捨てるんやな』と言われました。子どもの結婚には親は無条件で喜んでくれるものとばかり思っていましたが昔から毒親要素が強めだったので気に入らなかったんでしょうか」
母親は自分の子が親離れすることが寂しかったのかもしれないが、素直に門出を祝福するべきだろう。
長崎県に住む30代女性(事務・管理/年収100万円)は
「離れて暮らしていて、家族で帰省したときのこと。旦那の居ないところで『あんたのどこに魅力があって結婚したのか不思議~』」
と言われたという。
深く考えずに発した言葉だとしても、親だから何でも言っていいわけではない。女性の傷はいまだに癒えていないようで
「そのときは笑って返した。何年経っても、言われたことが突き刺さってとれない」
と綴っていた。