出版社系の結婚相談所を退会した男性。
「その後、およそ2年のブランク期間を経て、偶然ネットで見つけたほかの相談所に(興味を持った)。拠点長の態度に誠意を感じ(紹介以外にも)ネット上の会員間交流もあるので、入会した。金額は前と同等。システムはデータシートが送られてきた中で気に入った相手に交際希望を出し、相手が合意すれば連絡先が開示され、アポ取りに進む。イベント等にも参加」
この結婚相談所で男性は会員期間を2回延長したというが、その甲斐あって相手が見つかり、めでたく成婚退会できた。「結婚まで約10年、相談所の経費だけで120万円かかった」と、やはり高額な出費があったことも明かしている。
見合い相手の女性が開口一番「好きな人がいる。でも絶対に結婚できない」
男性が見合いした中で、印象に残っている女性が2人いるという。
「データシートの第一印象はかなり美人。面会しても写真通りだった。だが、開口一番『好きな人がいる。でも絶対に結婚できない』と言われた。相手については聞かなかったが、既婚者または兄弟や義父(なのだろうか)? 結局交際を断られたが、(その女性が)何のために相談所に入会したのか、最後までわからなかった」
そして2人目はバツイチ子持ちの中国人女性。日本人の駐在員と結婚したものの、離婚にいたったという。男性は「子どもは好きだし、国際結婚は身内にもいるので構わないと思い会った」ところ……
「会話の半分以上はマンション投資の話だった。子ども連れで離婚し、外国で暮らすのは想像以上に大変だと思うが、単なる金づるが目当て?と冷めてフェードアウト」
と、謎の女性たちを振り返った。
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