「もう彼氏いるから、気持ちに応えられない」元カノと復縁を果たせなかった男性がいま思うこと | キャリコネニュース - Page 2
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「もう彼氏いるから、気持ちに応えられない」元カノと復縁を果たせなかった男性がいま思うこと

その彼女とは大学生の頃、他大学の学生どうしで交流するインカレサークルで知り合った。

「一緒にご飯食べに行ったりするうちに自然と仲良くなり、私から告白しました。深い恋仲で結婚も意識していました」

真剣交際そのもので将来まで考えた相手だったが、1年ほど付き合ったある日、前述の通り「公務員試験」を理由に別れを告げられた。

「私は『そうか。わかった』と受け入れました。勉強に集中したいという話であればと納得しました」

彼女を思えばこそ、尊重して出した答えだった。だが公務員試験が終われば復縁できるとも考えていた男性は、公務員試験が終わったタイミングを見てLINEで連絡をとった。ところが、彼女からは想定外の答えが返って来た。

「そのLINEで『もう彼氏いるから、気持ちに応えられない』と返信されました。でも、試験が終わってすぐに彼氏作るなんてほぼないですよね。これは試験勉強中に彼氏を作っていたなと考えました」

公務員試験に合格した彼女はその後、役所で働き始めたというが、確かに試験の直後に彼氏がいるということは、少なくとも「公務員試験だけに集中」していたわけではないだろう。その推測は「元カノの友人に詳細を聞いて、確信に変わりました」と男性は語る。

「復縁できなかったことよりも、信じていた人に嘘をつかれ裏切られたことに対して深い悲しみが響き渡りました。私は数年間失望感で落ち込みました。忘れようと仕事に邁進しました」

「別れることで新たな出会いの扉を開くことができる」

数年後、男性はGoogleでネット検索をしていたとき元カノがネット上で評判の悪い音楽サークルに入っていることを知った。男性から見ても常識を疑うような団体だそうで、「あのとき別れて正解だなと確信しています」と思いを明かす。

「学生時代のお付き合いでは相手のほんの一面しか知ることができません。元カノは付き合っていた時は常識的な方と考えていましたが、こんな団体に所属するようになるとは思いませんでした」

この経験から男性は、失恋の痛手を抱える人に向けて「別れることで新たな出会いの扉を開くことができる」として、前向きにこう語っている。

「その後、私は他の方とお付き合いし結婚に至りました。私を信じて支えてくれる方で幸せな家庭を築いています。失恋して傷ついている人もたくさんいると思いますが、このようなケースもあることは知ってほしいですね」

失恋の傷が大きかったとしてもそれは過去のこと。男性が現在幸せに暮らしているようで何よりだ。

 

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