「女性活躍推進法」に反対する人々 「数値目標で管理職になったと思われたくない」という女性も | キャリコネニュース
おかげさまで10周年 メルマガ読者数
65万人以上!

「女性活躍推進法」に反対する人々 「数値目標で管理職になったと思われたくない」という女性も

3人に1人は反対という結果に

3人に1人は反対という結果に

2016年4月より施行される「女性活躍推進法」。その基本方針が閣議決定されたと共同通信などが報じている。同法は従業員が301人以上の企業に対して、自社の女性の活躍状況の把握し課題を分析・解決することを義務付けている。

今回の基本方針では、さらに、働きたいのに育児や介護などを理由に働けない約300万人の就業の実現を掲げ、経験者採用など女性の積極採用を求めている。ただ、同法に対しては否定的な見方も一部あるようだ。ビズリーチが同法について1395人にアンケートを行ったところ、34.4%の人が「反対」だと答えたという。

賛成派は65.6% 転職時に「女性の活躍推進」を重視する人は半数

反対する理由としては、男性から、女性が社会進出することで「少子化、晩婚化、核家族化が進む」といった意見があがった。また、女性の活躍を推進する前に、「男性の育児休暇取得の推進、待機児童解消、税金負担軽減などやることはほかにある」といった指摘も出た。女性からも反対の声があがっている。

「管理職になったのは、実力ではなく『数値目標の設定と公表』の義務があるからなのではないかと思われたくない」(40代女性)

自分の努力で勝ち取ったものを「女だから管理職になれたんだ」と思われたらたまらないということのようだ。

もっとも、賛成派は65.6%なので、同法に対して肯定的な人が多いことは変わらない。また、女性ビジネスパーソンの51.2%が、転職時の企業選びに「女性活躍を推進しているかどうか」を重視すると回答。やはり、「長く働くことを考慮した上で働きやすい環境を選びたい」といい、女性活躍推進法の意義はますます高まっていきそうだ。

ビズリーチ取締役で、キャリアカンパニーカンパニー長の多田洋祐氏は、今後企業が成長するには、女性など多様な人材が活躍できる環境が重要になると指摘。

「女性はダイバーシティの第一歩であり、さまざまな経験やアイデアを活かす環境をつくるためにも、企業は環境整備などを意識的に取り組むことが必要となるのではないでしょうか」

とコメントしている。

あわせてよみたい:アラフォー独身キャリア女性が「子ども産んどけば」と後悔

 

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

人気記事ランキング

  1. 「最後までしてないんです」と言い訳していた夫の不倫相手をラブホ近くの駐車場で目撃! 知らない男と一緒にいて……【後編】
  2. 夫の不倫相手から電話「もしもし、旦那さんから何か聞いていませんか?」 勘のいい妻が発した言葉は……
  3. 「女とは別れた」と言っていた不倫夫が突然の帰宅 そこには相手女性と赤ちゃんが……
  4. 不倫相手の家で倒れ、そのまま亡くなった夫……「救急車の方から連絡をもらい真実が判明しました」と語る妻【衝撃エピソード振り返り再配信】
  5. 「婚約した彼氏の実家が貧乏。両家の顔合わせで……」 女性の悩みにアドバイス集まる
  6. 「釣りに行く」と嘘ついて不倫していた夫 尾行するとラブホテルに車が駐めてあって……【前編】
  7. 因果応報?浮気相手と出かけた夫が脳梗塞で救急車に 「夫自身も天罰だと自覚しております」と語る女性
  8. 結婚から半年足らずで不倫された女性「夫をATMと思ってのんびり専業主婦として生きていくか、離婚するかで迷っています」
  9. 「ホテルへ誘ってごめんね」夫のスマホに届いた謎のLINE 相手の女に電話したら「でも最後までしてないんです」と言い訳されて……【前編】
  10. 不倫していた夫「トイレ、入浴時もスマホを肌身離さず」 しかも、独身と偽り女の実家にまで行っていて……【前編】

アーカイブ