見てはいけないものを見てしまい、気まずい思いをした経験はあるだろうか……。埼玉50代女性は中学生だったときに、両親の夜の営みを見てしまったと語る。
「私は勉強という名目で、ラジオを聴きながら二階にある自室で雑誌を読んだりしていました。夜10時過ぎにトイレに行きたくなり、階下へ。リビングでは父や母がテレビを見ていると思い、『パパ、ママ』と勢いよくドアを開けてしまいました」
両親の気配がしたのだろう。だがリビングは真っ暗だった。(文:天音琴葉)
「父や母も若かったんだろう」今ではネタにできるが……
「アレ……!?」と不思議に思った女性。すると真っ暗な部屋の中に、両親の姿が見えてきた。ところが。
「二人とも裸でバタバタした中の雰囲気から、そこで行われていたであろう事を察し、トイレも行かず、部屋に急いで戻りました。父や母も若かったんだろうと思います」
思春期真っ只中の子どもが、もっとも見たくない両親の姿に違いない。「相当なショックを受け、心臓が口から出そうな程、ドキドキして布団に滑り込みました」と続けた。
一方で両親も、若かったとは言え、娘に見られて相当気まずかったようだ。娘としてはそっとしておいて欲しかっただろうに、母親は動揺のあまりか、このあと不可解な行動を取った。
「寝る前、なぜか母が部屋にきて、『◯◯ちゃん、おやすみ』と一言だけ言って出ていきました」
翌朝、「いたって普通でした」という両親とは対照的に、 自身は会話できなかったのも無理もない。だが長い年月が過ぎ、両親が亡くなった今、こうして「笑い話や、ネタ」として話せるようになったという。投稿にはこんなオチもついていた。
「その事件から数年後、私の部屋で、当時の彼氏と良い雰囲気になった時があり、出かけていた母がいつの間にか帰ってきており、お菓子を持って登場した」
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