内心では衝撃を受けていたに違いないが、男性は冷静に生命保険の役割を説明した。
「生命保険は自分にかけるが、残った家族に残す物であり、お葬式費用とかそれ以外の穴埋めに使うお金なんだから」
だが元妻はなかなか理解してくれなかった。そこで男性が「私自身も家族の為に生命保険をかけて支払っている」と自身の状況を伝えることで、ようやく納得してもらえたようだ。
しかし、この一件は男性の心に大きな衝撃を与えたに違いない。投稿には「それ以外にもとんでもない事が多々あり、先月離婚する事となりました」と書かれている。
離婚後、男性は自身の家族から「何故もっと早く言わなかったのか、何故もっと早く離婚しなかったのかと言われました」という。しかし、男性は「私は子どものために歯を食いしばって耐えました」と、苦しい胸の内を明かした。
生命保険は、万が一の際に残された家族の生活を守るための大切な備えだ。その根本的な認識すら夫婦間で共有できていなかったようでは、離婚は時間の問題だっただろう。それでも子どものためと思い耐え忍んだ男性の心中を察すると、やりきれない。
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