社内恋愛の本当のところ――会社員の4割が「経験あり」なものの半数は「別れた」
では、社内恋愛の結果はどうなったのだろうか。経験者に聞いたところ、「結婚した」(男性30.0%、女性:25.5%)、「婚約中」(女性:2.4%、男性:0.8%)、「交際中」(男性:13.5%、女性12.9%)と順調な様子も伺えたが、もっとも多い回答は、「交際したが、別れた」(男性:47.7%、女性:52.2%)だった。
やはり継続させることはなかなか難しいようだ。中には、「結婚したが、離婚した」(男性:1.7%、女性4.3%)という残念な結果もあった。
また、社内恋愛といえば周りの人に公表するかどうか悩ましいものだが、男性の52.7%、女性の57.6%が誰にも明かさず「内密にしていた」と答えた。その理由としては、
「すぐ噂が広まり面倒なことになる」
「転籍や転勤など立場が不利益になる可能性もある」
「女性が多く、妬みが多い」
とあがっていた。社内恋愛が業務上マイナスに作用してしまうのではという懸念があるようだ。一方、「オープンにしていた」人の割合を見てみると、男性27.0%、女性18.8%と男女差があらわれた。女性は「内密」派が高いが、男性は「オープン」派が若干ではあるが多いようだ。
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