最も多かった「ゲームにお金をかける」については、こんな声が寄せられた。

「『生活に困っているから』と言われて貸したお金で、ゲームに課金していた」（20代 女性）

「好きなスマホゲームに、一度に万を超える金額の課金を行っている姿を目撃したときに、少し引いてしまいました」（30代 男性）

ゲームも趣味、息抜きであるから制限をかけすぎるのも良くないが、過度な課金をしていると引いてしまう気持ちも分かる。

4位には「推し活にお金をかけている」（5.9％）、5位は「割り勘が細かい」（4.8％）が入っていた。

次に、「価値観が合わないと思った恋人のお金の使い方」については「計画性がない」（26.9％）が最多だった。この先、長く時を過ごすかもしれない恋人だからこそ、計画性は最重要事項なのだろう。

「将来の貯金についての考えが甘い。欲しいものをすぐに購入したり、他の場所で安く買えるのに高い値段で購入したり、無計画なお金の使い方をしていて、自分とは合わないと感じた」（20代 男性）

計画性がないために、別れの危機に陥ることも少なくない。続いて、2位は「趣味にかける金額が大きい」（15.2％）、3位「節約しすぎる」（8.9％）という結果になった。「すべてにおいてケチなのは嫌です」と節約を美徳と感じない人も一定数いることが分かる。

「結婚を考えているにも関わらず貯金をしないため、不安に」

最後に、「お金の価値観の違いが恋人との関係性に影響を与えるか」という問いには、「かなり与える」（63.7％）、「やや与える」（31.9％）と、「与える」と回答した人が合わせて95.6％にものぼった。収支や支出が合わないと互いのストレスにもつながるからだろう。

互いの関係性に影響を与えると回答した人に理由を聞くと、1位は「将来を考えると不安になる」（43.4％）だった。

「一緒に生活したときの苦労をイメージしてしまう」（20代 男性）

「生活の基準や幸せと感じる基準が合わないと思うし、ストレスを感じるので」（20代 男性）

「結婚を考えているにも関わらず貯金をしないため、不安になってしまい、喧嘩が増えている」（30代 女性）

恋人と将来を考えるのであれば、お金の使い方や価値観について互いに話し合う機会を設けることが大切なのだろう。