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SNSのブロックひとつで一方的に関係を絶たれるのはつらい事だ。投稿を寄せた30代女性(埼玉県)は、ある友人と長年の付き合いがあったにも関わらず、結婚の知らせすらなく絶縁したことを振り返る。
二人の出会いは、約13年前。あるサブカルチャーのイベントがきっかけだった。7歳年下の「若くてかわいいなぁという印象」だった彼女から10代と間違えられて話しかけられ、意気投合した。
当時、“推し活”という言葉こそなかったが、月に何度もイベントやコミケなどに一緒に行くほど親密になった。しかし、友人が就職してから関係に変化が訪れる。(文:西荻西子)
「誕生日に彼女からプレゼントはなく」
彼女の就職を機に疎遠になり、女性も「彼女との縁がとっくに切れたと思っていました」というほどだった。しかし、ある日彼女から久しぶりにLINEが届く。
「(彼女の)誕生日月だったので私は律儀にもプレゼントをあげたりと、今度からリア友として、仲良くしようということになりました」
しかし、投稿者自身の誕生日には彼女からプレゼントはなく、二人の友情は「幾度なく縁が切れては離れてを繰り返していた」という、不安定なものだった。それでも仲良く過ごしていたと語る。
「時には話題のラーメン屋さんに行ったり、鎌倉まで小旅行したり、夏にはサマーランドにも行きました。その度に彼女はマッチングアプリ経験者の私に色々と聞いてきたりコロナ禍では一緒に配信をしたりしました」
一時期は持っているSNSアカウントをフォロしー合ったり、配信アカウントの共有もしているほどだった。
「青天の霹靂」突然のSNSブロック
そんなある日、別れは突然訪れた。
「突然彼女からSNSをブロ解されました。これは私としては青天の霹靂状態で言葉を失いました」
“ブロ解”とは、SNS上で一時的に相手をブロックし、すぐに解除することで、相互フォローの解消を目的として使われる手法だ。
それでも「きっといつもの事だろう」と、一時的に離れているだけでまた接する機会がある。そう思っていた女性だが、“また”という日は来なかった。
彼女の30歳の誕生日にメールをしたが、やはり返信がなかったのだ。
「こうして、はっきり絶縁の道が分かったのはつい最近のことです」
実は女性は、彼女には教えていないアカウントから、鍵のついていない彼女のアカウントを確認したことがあるという。そこにはマッチングアプリをしていたこと、「つい最近」入籍したことが記されていた。その様子について、女性は「幸せなことがわかりました」と祝福する気持ちを書いている。
それでも複雑な心境を抱いているようだ。「頼りない自分にとって7歳年下の友人ができたことはとても嬉しかった」と振り返りつつ、胸の内をこう吐露した。
「私は彼女に振り回されることが多かった。けれど、直接彼女からの結婚報告はなしに絶縁状態になってしまったことは嬉しくもあり、悲しい絶縁の思い出です」
キャリコネニュースでは「友人と絶縁した話」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/ZD072W7Z
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