婚活アプリって実際のところどうなの? 女性ユーザーからは「男性の8割は変な人、2割はいい人」という声も
まず次々に入ったコメントは、「使わない方が良いよ クズ男しかいないから」などと警告する声だった。経験者からは、こんな苦い思い出も書き込まれている。
「やりとりした男性に顔写真公開したら連絡くれなくなったり、性癖を聞いてくる男性がいたり、全然うまくいかなかったのでお金が発生する前に退会しました」
「50代でも『子供欲しいです』とかぬかしてる人がたくさんいて年齢の自覚あんの!?かと思った。(中略)みなさん書ききれないくらい癖のある方ばかりで。誰ともお付き合いには発展せず」
また、勧誘や途中で連絡が途絶えたり、会ってみるとマナーが最悪だったり、独身のフリをする既婚者もいるという。さらに、婚活サイトのトラブルを多く目にする警察官の妻からはこんな忠告も。
「みんな、会うときは気を付けてね。職場名とか実家、出身大学、住所とか兄弟姉妹の仕事とか話しちゃダメだよ。会うときも、普段使わない場所で、昼間、人通りがある場所で現地集合現地解散だよ」
つまり、詐欺に気をつけてということだ。消費者庁のサイトには、個人情報を詳細に聞き出してマンション購入をさせる等の詐欺が増えているという警告がある。レスには「身体の関係を持ったとたん音信不通に」という話も目立ったが、相手が身体目当てだけとも限らない。
「数こなすにはアプリが手っ取り早かった」
何かとリスクが大きいイメージだが、「結婚しました」と書く人も少なくない。「5人ほどお会いしましたが全員の方がいい方々でした」「結婚した相手は一見女性にモテなさそうな理系男子だけど、優しくて家事もできて収入もあって最高だよ」などの幸せコメントも多数挙がっている。
「男性の特徴としては 8割変な人 2割良い人」と書く人も。同じようなコメントは他にもあり、確率は低いながらいい人はいるようだ。「結局は運と縁かな」という声にも納得する。
また、2つのサイトを使い昨年結婚したという人は、「まあ当然変な人もいるしリスクもあるからそこは大人として自己責任で見極めるしかない」と指摘。
「私はパーティとかで高いお金払うのもったいないと感じたし数こなすにはアプリが手っ取り早かった」
と書き込んでいる。確かに、長時間労働で出会いも時間もない人が多い昨今、ネット婚活はよくある方法のひとつになっていくのかもしれない。
しかし手軽なのは相手も同じことなので、簡単に始まり簡単に切られて傷つくこともあるだろう。中には、「サイトで見つけよう!」っていうよりは「試しに他の婚活と併用してやってみるか~」って感じ」という声もあった。こんな風に過度な期待はせず、利用するときは自衛を忘れないことが大切だ。
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