港区女子がハイスペックおじさんと遊ぶ時に気をつけるべきこと
ここでまず、港区女子の生態をおさらいしておきましょう。
・遊ぶ場所はもっぱら六本木、麻布、青山。
・キラキラしたものやブランド品が好き。特に港区女子内のステイタスは「ルブタンを履くこと」。ルブタンを入手すると界隈のヒエラルキーで1ランク上に行ける。
・相手に求める年収は最低1000万円。ただし最近ではサラリーマンの平均年収が下がっている現実も理解しているため、一部の港区女子では800万円ほどまでは妥協ライン。
・男性に対する「こうあるべき」が強い。エスコートに厳しく、例えばエスカレーターに乗る時は「自分が先」、降りる時は「相手が先」。
・SNSでは「キラキラしている」アピールが重要。麻布、六本木、恵比寿界隈のホテルでのビュッフェやおしゃれカフェでの食事と自撮りが特徴。
一方で、港区おじさんのメイン層は中小企業の経営者です。年齢は30代後半から40代前半が多く、年収は数千万円クラスになることがほとんど。余裕のある大人を演出して若い女の子と遊びたいわけです。
ハイスペおじさんのお金に頼りすぎると金銭感覚が狂うことも
一見、需要と供給がマッチしているかのように見える両者ですが、深く付き合うとなると注意が必要です。
ハイスペックおじさんと一緒にいれば、港区女子はかなりの贅沢を味わえるでしょう。しかし、その金銭感覚に慣れてしまっていると、結婚を真剣に考える年齢になったときに今度は普通の男性と付き合えなくなる、というリスクが出てきます。
また、欲しいものは全てハイスペックおじさんに買ってもらえるという思考も危険です。港区女子が港区おばさんに変わる前に、金銭感覚を元に戻すか、自分でも金銭的に自立できるように心がけておくことが重要です。
最近では、男性のお金に頼らず自分でビジネスを始めるなど、自分でブランド品や高級料理を楽しむ「次世代型港区女子」が出現しています。港区女子を今後も続けていくのならそこを目指しましょう。
ハイスペおじさんが港区女子を結婚相手として選ぶことは稀
また、ハイスペックおじさんは実は既婚者であることが大半です。一見結婚していなさそうに見えて結婚しているのか確認すると、「仕事が忙しくてタイミングはあったかもしれないけど気づいたらこんな年齢になっちゃったんだよ」なんていうのは常套句。こんな言葉を信じて、奥さんどころか彼女もいないと思っていたら、実は妻子持ちなんてことも大いにあり得ます。
気づいたら不倫にはまり込んで抜けられず、最悪の場合奥様にバレて慰謝料を請求される恐れもあります。ハイスペックおじさんとの関係はあくまで「遊び」で「本気」にならないように注意しましょう。
そして、ここが一番重要なのですが、ハイスペックおじさんは果たして港区女子を結婚相手に選ぶのでしょうか。はっきり言います。答えはNOです。港区女子を自分のステイタスと見ていたとしても、結婚して一生一緒に居たいと思うかは定かではありません。
ハイスペックおじさんは中年になって港区デビューする前に、長年付き合った彼女だったり、港区女子から見ると意外と「地味な女性」と結婚していたりするものです。結婚相手の市場と恋人の市場は違うもの。港区女子がいる市場は結婚市場ではないのです。
また、ハイスペックおじさんも自分をお金と見られていることをどこかでわかっており、港区女子のことは結婚相手として見ることが出来ません。結婚したいのであれば、港区女子という自分の立ち位置を変えることが賢明でしょう。
ハイスペックおじさんと仲良くする際は、あくまで遊びという割り切りと覚悟が必要です。港区女子として遊びすぎるあまり、気がつくと30歳を超え、婚期を逃していた、なんてことは避けたいものですね。
【プロフィール】マドモアゼルたえこ 1987年大阪生まれ。厳格な家庭で育ち、大学卒業後は製薬会社に入社するも、どこか満たされず7年半で退社。現在はベンチャー企業で働きながら恋愛カウンセラーとして活動し、恋愛や仕事で悩みを抱えている女性を対象に、充実した人生を歩むためのコーチングを提供している。日本メンタルヘルス協会、基礎コース認定カウンセラー。