「妻の靴が93足。物を減らしたいと思うのは贅沢?」夫の悲痛な投稿が話題「片付けの習慣ない人がパートナーだと大変」
物の整理整頓や片付けは、得意な人と不得意な人との差が如実だ。多少の散らかりなら「苦手」で済むが、そのレベルを通り越して家の中が物であふれていたら、一緒に住む人はたまったものではない。
はてな匿名ダイアリーに12月1日、「嫁の靴が93足あった」と投稿した人も、片付けができないのに新しい物を次々に買う妻に悩んでいた。投稿者は、
「妻にはストレスのない生活をして欲しいが家をキレイに整理して、モノを減らしたいと思うのは贅沢なのだろうか」
と、辛い胸の内を明かしている。
「片付けても、隙間に妻が物を置く。そうして少しずつこちらのストレスも溜まっていく」
一人の靴が93足あるだけでも驚きだが、これは玄関と靴箱にある数に過ぎないため、正確な数はわからないという。家を建てる時に収納スペースは多めに作ったが、それでも妻専用のウォークインクローゼットには、物が積み重なって「地層」が出来ている。妻はクローゼットの中にある物を「完全に把握している」と言うものの、男性は「本人でさえ出すことはおろか、そもそも何があるかも把握できていないと思う」と見ている。
クローゼットの奥一面には、使われていない鞄が50個以上。日常的に使う鞄は「10個ほど居間や他のスペースに散らばっている」らしい。
投稿者は、物が溢れた環境にウンザリし、たまに妻に内緒で部屋を整理。不要物を処分しているというが、妻に気づかれたことはないという。
「キレイにすればするほど、その隙間に妻がものを置いていく。そうして少しずつ、こちらのストレスも溜まっていく。なんとかして欲しいと思うのは、贅沢な悩みなんだろうか」
と嘆いている。
片付けられない人「スペースがあると物で埋めたくなる」
投稿者同様に片付けられない妻を持つ夫からは、「共感できすぎで涙が溢れそう」と同情が寄せられた。
「本当に……本当にお片付けの習慣がない人を愛して、配偶者に選んでしまうと、その後が大変だよね。うちも3部屋+2クローゼットが妻の私物化で足の踏み場なし。仕事後、家に帰るのがつらい」
一方で、片付けられない人からは「スペースがあると物で埋めたくなるので、収納を増やすのは無駄。ダンボール箱で場所を埋め尽くすと止まるかも」など、物を増やさないためのアドバイスが出ていた。
投稿者によると、妻には精神疾患があるという。整理整頓力不足は疾患の影響かもしれないので、まずは治療が大事だろう。かつて買い物依存症だったという人物は、「服薬治療させるべし」と、医療機関への受診を勧めている。
数々の投稿を受けて投稿者は、「結局は(妻は)『判断するのに多大な力を使う』という病気なんだと思う。(中略)個人的には解決する問題とは思っていません」と、やや投げやりな追記を綴った。夫婦だけでどうにかしようとせず、専門家など第三者に介入してもらい、何らかの手を打って欲しい。