“彼氏に愛を伝えるため20キロ歩いた” メンヘラテクノロジー社、歩いた距離で愛情表現するアプリをリリースへ
精神的な悩みをITで解決するメンヘラテクノロジーは2月28日、歩いた距離で愛情表現するアプリ「愛してるの言葉じゃ足りないくらいに君が好きなので歩く」の事前登録を開始した。
同社はリリースで「パートナーのことが好きすぎて、『愛してる』の言葉だけでは愛情を伝えきれない人へ向けて作られたアプリです」と説明。アプリを起動した状態で歩くと、距離に応じてパートナーに「アナタを想って◯◯メートル歩きました」と伝えることができる。
「言葉でもお金でもなく『歩く』という新しい愛情表現の手段を体験してみてください」
使い方はアプリを起動し、パートナーの名前と好きなところろ入力し、移動距離を設定する。スタートボタンを押したら、「相手のことを想って歩き始めましょう!」とのことだ。歩いている途中に「ハート」が出現し、これを集めるとメッセージを送ることができる。
歩いている途中には、アプリ上に「ハートを盗むマフラーにゃんこ」が出現。これをタップで撃退しないとメッセージが送れない。このにゃんこは可愛いのだが、好きな人にメッセージを送りたいのに妨害してくるのは困る。上手く撃退したいところだ。
また同日、代表のらんらんさんが、彼氏に愛を伝えるために東京駅から千葉県・舞浜にあるディズニーランドまで約20キロを歩くPR動画も公開された。歩ききった彼女は最後にアプリで愛を伝え、彼氏から電話で「がんばったねって思います」という言葉をかけられていた。
アプリのリリースは3月末予定。同社はメンヘラについて、さまざまな定義や解釈があるとした上で、「メンヘラ=愛情に飢えている人」と定義。メンヘラが自分や周りの人間を傷つけることなく、悲しさや苦しさをうまく乗り越えていけるようになることを目指している。
同社は「言葉でもお金でもない、『歩く』という新しい愛情表現の手段を、ぜひ体験してみてください」とコメントしている。