37歳、年収900万円の非モテ男性「アラフォー女性しか寄ってこず、20代は手応えがない。青春に未練がある」という嘆き | キャリコネニュース - Page 2
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37歳、年収900万円の非モテ男性「アラフォー女性しか寄ってこず、20代は手応えがない。青春に未練がある」という嘆き

要は「モテるために頑張ってきたけど自分がしたかったのは青春だった!若い子と遊びたい!ワイワイ盛り上がりたい!という気持ちをどうすればいい?」という相談ですよね。

なんだか「だからモテないんじゃない?」という声が聞こえてきそうです。なぜこの純粋な男性の心の叫びが”モテない文章”であって、そしてなぜ実際にモテないのか、ということをご説明します。

まず、文中の「今の日本は平均以上裕福な家庭に平均以上の容姿で産まれることが何よりも大切」という一文で思いっきり日本中に敵を作っていないでしょうか? そもそも容姿や裕福な平均は誰が決めたのでしょうか。イケメンが必ずしも幸せだとは限らないし、裕福だから幸せだとも限りません。

もちろん人はまず第一印象、年収や学歴などをみてしまうのかもしれません。しかし、それがすべてではありません。”諦める年齢”も誰が決めたのでしょうか。40代でもワイワイ楽しんでいる人もいるし、50代だからって若い女性と結婚する人もいます。

ちなみに筆者の僕は39歳ですが、先日学びたいことがあって大学生に戻りました。年齢制限があるものであるなら仕方ないですが、遊びや付き合い、学ぶことなどには年齢制限はありません。「平均以上でなければダメ」「この年齢じゃなにもできない」その諦めこそが”目標”をどんどんと遠ざけてしまう原因なのかもしれません。

必死に得たものを”武器”にしたがるけど、興味がない人間にとっては無意味

年収が平均以下でも、イケメンじゃなくても、歳をとったとしても相談者さんの理想を叶えている人はいくらでもいるでしょう。ではその人となにが違うのか。それは”鎧をかためて自分を隠している”という点ではないでしょうか。

つまり、着る服をいくら飾っても、着ている人に魅力がなければ誰も寄ってこない、ということ。魅力ある人間は、鎧の中にこそ魅力があるのです。たしかに若い時期に必死になって手に入れたものを前面に押し出したくなるのは人間の習性なのかもしれません。

必死になって勉強して獲得した学歴、必死に働いて得た収入。必死になればなった分それを”武器”として使いたくなる。でも、その武器になんの興味がない人間にとっては無意味なのです。

僕の肩書きに”元プロ野球選手”というものがありますが、「だから何?」と言われればそれまで。「で、あなたはなにができるの?」「どんな人なの?」に答えられなければ意味がありません。

70歳になろうが「いまが青春!」と本人が決めればその時が青春

そして自分を磨いたらあとは行動のみです。年齢のせいでも、育った環境のせいでも、世間のせいでもありません。すべては自分自身のせいです。先にも書きましたが制限を決めるのは自分自身。未来を決めるのは自分でしかありません。

70歳になろうが「いまが青春!」と本人が決めればその時が青春。容姿が悪くても年収が少なくても「幸せ!」と決めるのも自分自身です。まだまだ諦めちゃダメです。不要だと言い切った”努力”と”中身”が一番必要なのです。運やチャンスはその先にあります。

運やチャンスを狙いにいくのではなく、それらが舞い込んでくる自分自身を掴みにいってください。必ず理想を手に入れられるはずです。今日からリスタート。きっと新しい自分に出会えるでしょう。

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筆者近影

筆者近影

【筆者プロフィール】ちばつかさ

合同会社komichi代表。柔道整復師、こころと体のコーディネーター、元プロ野球独立リーグ選手。東京と福井で投げ銭制の接骨院を運営しのべ10万人近くの心と体に向き合ってきた。野球経験とコーチングの経験を活かし都内で“野球を教えない野球レッスン”を運営。レッスン卒業生がU12侍ジャパンの代表に選出された。【公式サイト】

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