つまり「若い夫は長く働いてくれるし活きがいい」とか、「友人は好き勝手に生きた結果、得をしている」とひがんでいるわけです。裏を返せば、彼女自身は「結婚=自由がない」と思っていて、「夫は年をとって元気がない」のかもしれません。
トピックに対する反応は1000を超え、「30過ぎまで独身だった友達のこと見下してたんだろうな~」など、独身既婚を問わず批判が相次いでいます。特に多かったのは「好き勝手やってきて」にカチンときた人たちで、
「みんなそれぞれ結婚のタイミングとか価値観とか違うだろうに、『好き勝手してきて』って感覚はちょっと怖いよ」
「笑えるねあなた。仕事を一筋にやってたかもしれないよ、その子。なんでそんな言い方できるのか理解不能」
などのクレームが次々と入りました。
また、「若い旦那が羨ましいと思ったことは一度もない」という人たちからは、「自分より幸せそうな人が羨ましいだけじゃない?」という厳しい指摘も。
中には、年下旦那は自分のほうが先に歳を取るのがつらい、浮気の心配や、勝手に仕事を辞めるなど冒険しがちといった声もあります。若いからといって良いことばかりではないようです。対して「年上は結婚した時点で経済力がある」という年上推しも。当たり前のことですが人それぞれで、結婚相手がいつでも自分に都合よく生きてくれるわけではありません。
30代の恋愛事情「同い年くらいのいい人は根こそぎ結婚している」
一方で、30過ぎに年下男性と結婚し、「あるあるですね」と書く人もチラホラ。なぜそれが多いかと言えば、
「同い年くらいのいい人は根こそぎ結婚しているから年下にいくしかないんだよ」
「ちゃんとしてる同年代や年上の人は既に結婚してるので、ちゃんとしてる独身は年下しかいない」
とのこと。妙に納得させられます。
この方々は、やはり20代で結婚した友人から「好き勝手に生きてきて」と言われたそう。
「出会いのない職場で真面目に働いてたら遅くなってしまっただけなんですが……」
という言葉に胸を衝かれます。ひがみばかりを言ってくる友だちは、付き合いを考え直したほうがいいでしょう。
厚生労働省が2015年に発表した人口動態統計特殊報告によると、初婚夫婦のうち、女性が年上の夫婦は24.2%でした。都道府県別に見ても、女性が年上の夫婦が20%を超える自治体は1995年には7つだったのが、2015年にはすべての都道府県になりました。
2019年も、男性が年下の有名人夫婦が誕生しました。窪田正孝さん(31)が水川あさみ(36)さんと結婚。小泉進次郎さん(38)、滝川クリステルさん(41)も同様です。年上女房自体は別に珍しいことでもなんでもありません。