生きていれば間違いの一つや二つはある。ちょっとした心の揺らぎから不倫に走ってしまった人もいるようで、キャリコネニュース読者からは、
「酔った勢いで、体の関係から恋愛感情になってしまった」(40代女性/正社員)
といった経験談が寄せられている。会社役員・経営者の40代男性もその類の一人だ。男性は、常連店の女性オーナーと7年続いたW不倫について振り返る。(文:鹿賀大資)
「時を重ねると精神的な結びつきも構築されてしまい、情が湧けば別れるのも一苦労する」
男性は日ごろから接待の際に、女性オーナーの経営する店舗を利用していた。お互いに子持ちの既婚者だったが、徐々に親密な間柄になっていたったという。
「かれこれ7年の不倫だったが、相手が離婚し関係性に違和感を持ち始めた。そこから長く惰性で続いていた関係も徐々にフェードアウトしていった。その間、何度か揉め事に発展したが、別れるつもりだったので故意的に嫌な人間を演じて関係を終わらせた」
そうはいっても、長きに渡りパートナーのように接してきたこともあり「情を整理するのが大変だった」と続ける。
「単純に、肉体のみの付き合いなら簡単だ。しかし時を重ねると精神的な結びつきも構築されてしまい、情が湧けば別れるのも一苦労する」
40代女性「さすがにキレてしまい、出会い系サイトを利用しました」
正社員の40代女性は、夫とのセックスレスが原因で不倫に走った。女性が色々な手段で誘ってはみたものの、夫は興味を示さなかった。また「痩せたらハワイ旅行に連れて行く」と言われ、女性は努力して20キロの減量に成功した。しかし「約束を破られた」という。
「さすがにキレてしまい、出会い系サイトを利用しました。そこで年下の男の子と知り合い、久々にエッチをしたらハマってしまい……。デートだけでなく、そのままお泊りコースも頻繁に行っていました」
女性が不倫をしている間、夫が何か疑うようなことなどはなかった。そのため女性は、夫が知らないでいると思っていた。しかしデートで利用した際のレシートが見つかり、そこから怪しまれるようになったという。
「不倫相手と1泊2日の旅行をした後、メールからプリントアウトしていた宿泊先の予約用紙を夫が見つけ、それでバレました」
ちなみに女性は、レシートも予約用紙もゴミ箱に捨てていたとのことだ。不倫をするにしてもうかつではないだろうか。元々夫へのあてつけでもあったため、もしかしたらばれてしまってもいいという気持ちも、少しはあったのかもしれない。
ほかには、
「現在進行形です。でもコロナで相手は在宅勤務が増えて、今年に入ってまだ1回だけしか会っていません。もっぱらLINEのやり取りだけなので、これが不倫といえるかどうか……。このまま終わるかなと思っています」(40代女性/派遣社員)
「現在も付き合っています。彼との子どもを産んでいますが、不倫のため未婚で出産。相手は家庭に問題がなく離婚を考えていません。この先どうしていこうか悩み中です」(30代女性/無職)
といった声が寄せられていた。
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