大阪府の30代女性は、実家の両親が大阪市内で地主をしており、不動産収入だけでも年収3000万円程度あるという。
「独身時代、お給料は全部使い切っていました。28歳で結婚しましたが、当時は貯金0円。 結婚式等、結婚にかかる費用は全部親から出してもらいました」
現在女性は実家の会社の社員として働いており、毎月給料をもらっている。子育て中ということもあり、自身の年収は150万円程度だ。しかし「子どもは私立小学校に通えています」と生活には余裕がある。
京都府の30代女性の父親は、純金融資産3億円以上を保有する富裕層だ。父の最高年俸は1億5000万円。純金融資産の他に家賃収入目的の1~2億円相当の物件を持っており、8500万円程の自宅に住んでいるという。
そんな超エリートの父を持つ女性は、持病の治療のため、小学生の頃より遠方の自宅から仙台市の病院に通っている。
「通院時、新幹線はグリーン車で移動。さらに、病院に行く時に泊まるためのマンションを1室用意してもらった。物件は1500万円程度、人に貸せば家賃6万円くらい」
通院のためにわざわざマンションを購入するとは、さすが富裕層らしいエピソードだ。
現在女性は司法試験を目指す法科大学院生で、司法浪人中。もともと理系の大学を卒業しているが、在学中に法律や弁護士の仕事に興味を持ち、法科大学院に進んだ。
「いい年して、司法試験合格を目指している。大学や大学院の学費は、全額父が出してくれたので現時点で借金はない」
興味のあることや学びたいことを、金銭面を理由に断念しなくてもいいとは、かなり恵まれた環境だ。お金や生活を気にすることなく学問を続けられるのは、お金持ちの特権かもしれない。
フリーターから無職へ「働く気が起きない」という声も
東京都の40代女性の実家は、都内の一等地に不動産を所有するお金持ちだ。不動産の他に別荘もあるという。
女性の年収は300万円だが、実家が裕福なことで「選択肢の幅が広い」と語る。
一方で「周囲の嫉妬が怖いので、勤め先では経済状況を隠していますが面倒です」と悩みもあるようだ。確かに実家が裕福なことを明かしてしまうと、いらぬ嫉妬を買う恐れもあるだろう。
また、「働く気が起きない」(群馬県/20代女性/無職)という声も寄せられた。女性の実家には屋根付きの駐車場があり、近所の銀行に貸しているという。不動産収入でゆとりがあり、実家には車5台・冷蔵庫5台・テレビ4台があるという。
女性は以前フリーターで年収150万円を稼いでいたが、実家に余裕があるため労働意欲がわかないという。無職でも援助があり生きていけるとなると、働く意味がわからなくなってしまうのかもしれない。
生活のために働かねばならない身からすると、うらやましい限りだ。
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