神奈川県の30代男性は、IT・通信系の個人事業主をしている。夫婦と子ども2人の4人家族で、普段から節約を心がけており「外食や旅行はほとんどしません。買い物もオンラインで済ませています」と生活感について語る。
「外でのショッピングは、必要であれば出かけるという感じです。車も所有していません。普段は原付・自転車・公共交通機関を使い分け、必要に応じてタクシーを利用します。我慢をしているわけではなく、不要な物を買ったり、贅沢をしたりといったことにあまり興味がないだけです」
また郊外に中古の戸建てを購入し、住宅ローンの負担が抑えられていることから「毎月それなりの額を投資に回せています」と明かす。仕事については
「新型コロナウイルスが流行してから、『リモートワーク+晴耕雨読』といったライフスタイル。仕事の拘束時間も短いので、生活の満足度は非常に高いです。IT系の職種で稼ごうと思えばもっと稼げるのですが、必要もないのに収入を増やすと税額が上がるので、あえて抑えています」
と述べていた。
「贅沢をしなければ、年収は少なくても穏やかな生活です」
新潟県の30代女性も、夫婦と子ども2人の家族4人で暮らしている。夫婦共働きで「夫は年収300万円ちょっと、私は扶養内パートで年収約100万円です」と明かす。
「地方在住なので、夫の給料は特別低くはないと思います。両親の援助もあり、あと3年で住宅ローンが終わります。今後の大きな出費は、車の買い替えと教育費になってくるでしょう。今は月8万円のローンの支払いもあるため、貯蓄は思うようにできていません」
そう語る女性だが、下の子が入園する来春から勤務時間をのばすため「世帯年収は増える見込みです」と付け加える。また、
「場合によっては、上の子を私立中学校に行かせることも考えています!夫婦共に景気に左右されない職業なので、贅沢をしなければ年収は少なくても穏やかな生活です」
とも綴っている。
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