正社員勤務の女性は、夫婦共働きで世帯年収400万円。子どもはいないが「いたら本当にカツカツだと思う」ともらす。また女性夫婦が暮らす場所は、積雪地帯かつ車必須の地域。そのためタイヤ代や保守点検費、ガソリン代など車関係の費用が家計を圧迫している。生活感について
「旅行はもっぱら近場の温泉で、年に1回がギリギリ。洋服はほとんど買わない。外食は、もともと夫婦共にあまり行かないので苦労とは思わない。はっきり言って余裕はない」
と心境を綴る。
「年金をもらっていない母と2人暮らし。すべて私の収入でまかなっています」と語るのは、都内の50代女性(正社員/年収400万円)だ。「築50年の風呂なしボロ一軒家。食べていくのがやっとなので、リフォームもできない」と続ける。
「会費の捻出が難しいので、コロナで飲み会がなくなって助かる。楽しみもなく何のために生きているのか?将来、母が病気になったら医療費は払えるのか?結婚して子どもに“お受験”させている友達がうらやましい」
「もう子どもに多額の借金を背負わせるしかありません」
北海道に住む契約社員の40代既婚女性は、夫婦と子ども2人の4人家族で世帯年収550万円。子どもが高校生と中学生の育ち盛りとあって「生活費もどんどん増えます」と肩を落とす。
「夫婦2人ならやっていけますが、やはり子どもがいると苦しいです。それに共働きとなると車も2台必要。昔と違って携帯も当たり前の時代なので、電話料金が……。しかも上の子は『大学へ行きたい』と言っています。もう多額の借金を背負わせるしかありません」
女性は大学の授業料無償化もしくは軽減の制度改革を切に望み、「子どもの将来が断たれるので、国は現実を見てほしい」と訴えている。
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