やがて女性は失業し、「周囲から人が離れていった」という。そんなときでも、この友人はよく飲みに誘ってくれたそうだ。「暇だったので断る理由もなくよくつきあっていた」というから、自身が飲むお金くらいはあったのだろう。
しかし、「ローンの支払いがやばい」というときに、またもこの友人から銀座に呼び出された。
「行くと、先にいて酔っぱらっている。バカバカしいので、一杯だけ飲んで帰ろうとしたところ、ママからその友人の過去のツケの分まで請求された。それが2万」
失業中の身でいきなり予定外の2万円はきつい。友人は、そのときは「必ず返すから~」と恐縮していたというが、結局2万円が返ってくることはなかった。
「その後も返す返すと言いながら、そのうち『お金なんか借りたっけ?』と言い出した。金が無い人ほど分不相応な贅沢を好むもんだなと、勉強代として返してもらうことは諦めた」
呆れた様子で語り、「それ以来縁も切れている」と顛末を明かした。
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