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モラハラしてくるような相手との結婚生活は地獄だ。投稿を寄せた40代女性は、「モラハラ夫」について不満を綴っている。長男を妊娠し、悪阻で辛い時だった。
「『気持ち悪い…』と呟くと、『そんなの見てればわかるから、いちいち口に出すな』と言われた」
結婚後から浮気を繰り返し、次男出産の時には「長男を親に預けて浮気三昧」だったという。(文:長田コウ)
「そんなんじゃ、ママみたいになっちゃうよ」
共働き家庭であったため、夫婦で家事等は分担したかった。しかし、夫は「家事子育て」に参加しなかったそう。協力を求めるも、「俺と同じ額稼いできたらやってやる」と返されてしまったのだ。他にも夫への不満は止まらなかったようだ。
「私の実家は遠方であったが、『嫁に来たんだから、帰省する必要はない』と言われ、帰省することを許されず」
「子育て中も子供たちが勉強していないのを見かけると、『そんなんじゃ、ママみたいになっちゃうよ』と言う」
家計は夫が管理していたようで、女性は「自由に使えるお金」を与えてもらえなかった。不満が積もって離婚も考えた女性だったが、「経済力もなく、実家も遠い、子ども2人も小さかった」ことから諦めるしかなかったそう。
「私さえ我慢すれば…」と思い家事と育児と仕事の日々を過ごしていた時だった。33歳で癌になってしまったのだ。
「思ったのは、『我が子を悲しませちゃいけない』ということと、何より『旦那より先に死にたくない』という強い思いだった」
手術を終えてからは、「夫に頼らなくても生きていけるだけの経済力を身につけてやる」という密かな目標を立てていた。10年以上の月日を経て、「現在では正職員で働けるくらいまで回復」したそう。子どもたちも成長し、現在は「就活真っ最中と大学受験を控えている状況」だといい、親の手を離れるのももうすぐだ。
「子どもたちがいなくなったら妻から捨てられるかも」と夫も変化
女性が仕事復帰をするタイミングで「夫婦の財布は別々にした」という。夫の意識も変わりつつある。
「現在、経済的に安定してきた私に、『子どもたちがいなくなったら妻から捨てられるかもしれない』と意識するようになったのか、朝のゴミ集め、ゴミ捨て、洗濯、皿洗い等、できる家事はするようになった」
何もしなかった夫がここまでするとは信じられないため、ありがたい気持ちがありつつ、「今じゃない」という気持ちが強いらしい。
「家事を助けて欲しかったのは、子どもたちが小さかった頃。今じゃない! という思いがどうしても拭えない」
現在は、すぐに離婚したいという気持ちではないようだが、「いつその日が来ても良いように、蓄えを増やしていこう」と本音を明かしてくれた。
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