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賃貸物件でのトラブルは要注意。厄介な大家に当たってしまうと大変だ。徳島県の50代女性は、かつて住んでいた物件でのトラブルを振り返った。
当時女性は、家賃を大家に手渡しで支払っていた。「4万円渡してお釣り4000円貰うパターン」というから、家賃は3万6000円だったのだろう。しかしある日、事件が起きる。(文:湊真智人)
「収入証紙はあんたが買って貼って」
その日も毎月のように家賃を渡しに行ったのだが、「おつり3000円をさっと渡され、追い出された」そう。つまりは1千円分のサイレント値上げだ。家賃を値上げするにしても双方の合意が必要なはずだが、問答無用で追い出され、文句を言う隙もなかった。
さらに領収書をめぐっても揉めた。住居手当の申請で領収書が必要になりお願いすると、大家はこう言い放った。
「収入証紙はあんたが買って貼って」
法律では領収書を発行する大家の側が負担すべきものだ。だがその事を指摘すると、「舌打ちしそうな顔」でしぶしぶ証紙を寄越すという有様だった。こうした態度を受け、女性は翌年以降は「自主的に貼っていた」と話す。
給湯器が故障するも「借主が直せ」
金銭的な被害はそれだけではなかった。その部屋は「築15~20年以上」だった。住んで3年目のこと、外付けのガス湯沸かし器が故障した。経年劣化の可能性が高いが、大家は素直に認めるはずもなかった。
「大家に修理を依頼したら、『故障した原因は借主。借主が直せ』と言われ自己負担で新しい湯沸かし器に交換」
通常、設備機器の故障は故意・過失がない限り貸主負担が原則だ。しかし女性は余計なトラブルを避けたかったのか、泣き寝入りして自腹を切った。
そして退去の日。大家と不動産屋が立ち会い、部屋の状態確認が行われた。「隅から隅をじっくりチェック」された挙句、大家は信じがたいことを口にした。
敷金をめぐって「父親と大家が言い合いに」
「ガス湯沸かし器も壊したし、あちこち痛んでいる。敷金使っても足りんくらい修理費がかかる」
女性が言うには、借りた時点から設備はボロボロだった。つまりは修繕費をふんだくろうという魂胆だったのだろう。だが、同席していた女性の父親が黙っていなかった。
「父が『それを言うなら湯沸かし器は本来大家負担だった』と言い出し、大家と言い合いに」
痛いところを突かれた大家。最終的には不動産屋が仲裁に入った。
「不動産屋が間に入って、敷金を超えての支払いは無くなったが、敷金は返ってこなかった」
本来なら敷金も戻ってくるべきだし、湯沸かし器代も返還請求できそうだが、これ以上争っても精神的に削られるだけだ。“問題のある大家”とは関わらないのが一番だが、入居しないとわからないのが辛いところだ。
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