管理・事務職の30代男性は「月々2万円の支払いにして誤魔化していたら、残高が100万円を超えてしまい、元本なんか全く返せなくなっていた」という。最終的には
「親に頭を下げて立て替えてもらい、ボーナス時に分割して返済。なんとか全額返済できた」
と綴る。同じく親に立て替えてもらった技術職の30代女性ははこう綴る。
「月1万5000円でリボ払いしていたら感覚がマヒしてしまい、最終的には80万円の負債に。毎月の利息だけで満タンで、一向に減らないので親が代わりに返してくれました。その後、副業で親に返済しました」
女性は「分割払いは使っても二度とリボ払いは使いません」と決意している。若い世代は、貯金の切り崩しやボーナスなどのまとまったお金が用意できない限り、膨れ上がったリボ払いの残額を返済するのは難しいのだろうか。
「ムリのない返済を実施した結果、返しても返しても減らない自転車操業に」
一方、営業職の30代男性は「初期設定で5000円の返済と知らずに、月々3万円の買い物を」続けた。リボ払いの返済が完了したときの経験をこう語る。
「1年程で満額になりカード使用不能になった。ムリのない返済を実施した結果、返しても返しても減らない自転車操業に陥った。結局、震災見舞金と貯金などを吐き出してようやく返済が完了した」
まとまったお金があったため返済が完了したが、カード使用不能になった時点で「とりあえず有り金を吐き出してでも支払いを完了するべきだった」と悔やんでいる。リボを返し切るには親なり貯金なり、まとまったお金で一括返済したという声が多かった。
また、リボ払い経験者の多くは「知らない間に金額が増えていた」と語っている。雪だるま式に残額が増えてしまう以上、できるだけ早い段階で返済した方が後々の負担が少なくなるだろう。
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