20代男性(年収300万円)のパチンコ歴は約1年半。その間に投じた費用は、総額で約300万円にのぼる。さすがに借金をしてまで打ちに行ってしまった時は「やめたいと思った」という。それでも男性には、パチンコをやめられない。
「勝ち負けに関係なく、その台が好きだから。ほとんど負けているが、純粋に楽しい」
そんな男性も「生活費を削って打ちに行ってしまうのは困りどころ。借金も残っているので支払いが厳しい」と述べている。
それ以外のケースでは、
「パチンコ歴26年目、負け総額2000万円。2~3か月はやめられるけど、久しぶりに行くと勝つのでまたハマる」(40代男性/フリーランス/年収100万円未満)
という声もあった。
「勝つためのパチスロは立ち回りが重要」
メーカー系の会社で年収500万円の20代男性も「実質は完全にギャンブルであるパチスロに、のめり込んでいます」という一人だ。しかし男性は「収支は生涯でプラス1000万円です」と今までの内容とは一線を画す。
「パチスロを本格的に始めたきっかけは、貧困家庭だった実家を支えるためです。それと自分の大学の学費も稼がなければならない状況だったので」
そんな男性だが「パチスロは嫌いな訳ではない」といい、「心からやめたいと思ったこともありません」という。しかし「勝つためにするパチスロは、やめたいと思いました」と綴る。
「勝つためのパチスロは立ち回りが重要で、お店側や他のお客さんに嫌われることもしばしばありました。そのため、ネット掲示板に自分のことを書かれることもよくありました」
とはいえ「今でも銭ほしさに通ってしまう」ことについては頭を抱えているという。また「パチスロに費やす時間を、自身の生産性が高められることに使用できれば、もっと人生も変わるのに」とも綴っている。
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