男性は現在、台湾に在住。専門コンサル系の個人事業主として年収1000万円を得ている。家族構成は夫婦と子ども1人の3人で、妻は育休中だが「台湾に住んでいるから余裕があります」という。その理由について、
「台湾の物価は日本と比べると、半分~3分の2程度。特に家賃などの固定費は激安です。東京にいた頃は1LDKで家賃12万円ほどを払っていましたが、現在は約8万円です。これでも台湾では高額物件の部類に入るので、設備が充実しています」
男性のマンション内にはジム、カラオケやビリヤード、卓球台、キッズスペースが備わる。また「プールまであるため、ちょっとしたセレブ生活をしています」という。変動費についても綴る。
「固定費と同じく、日本の半分~3分の2程度。ちょっと高級な飲食店に入ると、通常の1.3~1.5倍くらいの費用感です。特に節約を意識してはいないものの、まったくしていないわけではありません。だから高級な飲食店にも気兼ねなく入れます。今の生活をキープするのに、最低でも月25万円ほどあれば十分なので、年収1000万円は多い方です」
「どう稼ぐかより、どこで生活するかのほうが重要」
とはいえ、男性は日本に戻ることも見据えており「お金はしっかり貯めています」という。また台湾での生活を踏まえた上で、男性が強く実感したこともある。
「どう稼ぐかより、どこで生活するかの方が重要だということですね。物価の高い日本で、日々の節約を意識しながら暮らしていたらストレスが溜まるばかりです。そもそもの生活物価を下げる方が、節約を意識することもないので気楽にすごせます」
男性は「実際に月30万円くらい稼ぐ能力があるなら、日本よりアジアに移住した方がQOLは上がるはずです」と持論を述べている。
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