パチンコやパチスロなどで負けが続くと当然、借金も増えていく。それを取り返したいがために、負のスパイラルに陥る人もいるようだ。キャリコネニュース読者からは、
「パチンコとスロット歴11年、今まで使った額は1000万円。財布のお金がなくなるまで打ったことも。今の借金がなくなれば、パチンコもやめられるのに」(20代男性/流通・小売系/パート・アルバイト/年収150万円)
といった声が寄せられている。(鹿賀大資)
「クレジットカードも2枚、滞納中です」
サービス系の会社で契約社員として働く40代女性は、「旦那が一昨年からハマったスロットで400万円近くのカードローンを抱えています」という。その内の約半分は、女性と結婚する前から長女が生まれるまでにこしらえたものだ。夫は直近の2年間で、新たに約200万円の借金を積み重ねている。
「弁護士に相談して、今も返済をしています。ちなみに私の年収は150万円です。借金完済となるのは、予定通りに行けば子どもが高校受験でお金がかかりそうな頃かと思います」
道のりは長そうだ。
メーカー系勤務の30代男性は、契約社員として働き年収は400万円。パチスロにハマっており、借金については「消費者金融に100万円以上ある」という。
「最初はジャグラーに手を出し、沖ドキという機種を打ち始め勝ち負けの大きさが変わりました。給料日の直後に、その全額をパチスロですったこともあります。クレジットカードも2枚、滞納中です」
男性は「生活がかなり困っている状態なので やめたいと思っています」という。とはいえ給料が入ると再びパチンコ店に向かうため、状況は変わらない。
「それもやめたいと思っています。今の目標は、借金完済後の貯金です」
パチンコ・競馬歴34年の男性「定年をもう少しで迎えますが、不安でいっぱいです」
一方、借金はしていないものの、今後における自身のギャンブル浪費を心配する人もいる。年収700万円の50代男性は「退職金が入ったら貯金をしなくてはと思っています」といい、「でもそれが出来ない自分も見え隠れしています」という。
「社会人になってから、パチンコと競馬を34年やめていません。負けが込んでも、次の給料日には軍資金が出来るのでまた行ってしまいます。結婚でもしていれば、やめられたのかなとは思いますが………」
男性は「定年をもう少しで迎えますが、不安でいっぱいです」と心境を綴っている。
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