同社の広報担当者は、キャリコネニュースの取材に
「友だち同士の飲食ではマスクを外した状態でも気にならないかもしれませんが、これからの時期にやむを得ず、忘年会などに参加される場合は気を遣う方も多いかと思います。マスクを着ける、外すといった面倒臭い議論をなくし、簡単に食事ができるアイテムです」
と開発の経緯を明かす。同社ではこのほか、喫茶店での商談・打ち合わせや、結婚式などの冠婚葬祭、また年末年始の帰省といったニーズを見込んでおり、担当者は「コロナが落ち着いた後を考えても、長期的なニーズがあると考えている」と話す。
発売からこれまでに、約50枚の注文を受けた。担当者は「帰省した時にはご高齢の家族が心配な方も多いと思うので、ご自身だけでなく、プレゼント用にもお薦めです」とアピールする。
イートマスクは、同社運営の公式オンラインショップ「谷岡口覆装」で販売中。人気漫画『鬼滅の刃』の登場人物が着用する羽織などを彷彿させる5種類の柄があり、一枚税込み1500円だ。マスクの柄は今後、消費者の要望に応じて増やしていくことを考えているという。